11日、ホームで行われた2nd Legに挑んだのは横浜F・マリノスだ。敵地で行われた1st Legで1-0の勝利を手にした横浜FMは、勝ち抜けを目指してホームでの上海海港との一戦に臨んだ。
勝利に対する意欲は立ち上がりに形になって現れる。2分、相手のビルドアップを高い位置で奪った横浜FMは、植中朝日のパスに反応した遠野大弥が左足でシュート。これがゴール右に決まり、さっそく先制点を奪うことに成功した。
その後、相手の反撃を許す時間帯もあったが、29分、ジャン・クルードのスルーパスに抜けたアンデルソン・ロペスが技ありのシュートを沈めて2点目を奪う。こうなると上海海港も前に出る。35分にはセットプレーから1点を返した。ただ、44分にアンデルソン・ロペスのパスを受けたヤン・マテウスがゴール左に冷静に流し込み、再び勝ち越して前半を折り返すことになった。
後半も互いにチャンスを作り出す中、先に得点を奪ったのは横浜FMだ。左のCKのクリアボールを拾ったジャン・クルードが強烈なミドルシュートを狙う。これは左のポストに阻まれたが、こぼれ球を繋いでアンデルソン・ロペスが押し込み4点目を奪取した。
終盤は上海海港に猛攻を仕掛けられるが、最後まで集中した守備を続けて失点を許さず。そのまま試合を終えた横浜FMは4-1で勝利し、トータルスコア5-1で次なるステージへの進出を決めている。
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