欧州サッカー連盟(UEFA)は、チャンピオンズリーグ(CL)決勝のオフィシャルを発表した。
5月31日にバイエルン・ミュンヘンの本拠地アリアンツ・アレナで開催されるCL決勝。クラブの悲願である初のヨーロッパ制覇を目指すパリ・サンジェルマン(PSG)と2年ぶりにファイナル進出を決めたインテルが今シーズンのビッグイヤーを懸けて対戦する。
今シーズン最後の大一番を前に、大会を主催するUEFAは12日にCL決勝のオフィシャルを発表。ルーマニアの審判団がこの試合を裁くことになり、主審はイシュトヴァーン・コヴァーチ氏、アシスタントレフェリーをミハイ・マリカ氏とフレンツ・トゥンヨギ氏が務める。また、VARはオランダ人のデニス・ヒグラー氏が担当することが決まった。
2024-25シーズンCL決勝を裁くコヴァーチ氏は、2022年UEFAカンファレンスリーグ決勝ローマ対フェイエノールトや昨シーズンのヨーロッパリーグ決勝アタランタとレヴァークーゼンの一戦で主審を務めた。
さらに、コヴァーチ氏は今シーズンのCLでも7試合で主審を担当。PSGとインテルの両チームの試合でもレフェリーを務め、リーグフェーズのインテルがアーセナルに1-0で勝利した一戦やPSGがバイエルン・ミュンヘンに0-1で敗れた試合、さらにラウンド16セカンドレグでPSGが敵地でリヴァプールをPK戦の末に下した試合も裁いていた。
なお、コヴァーチ氏がレフェリーを務めた過去2回のUEFA主催大会決勝では、いずれもイタリア勢(ローマとアタランタ)が勝利し、トロフィーを手にした。