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【注目チーム】伊の古豪アルファロメオ、ライコネン&ジョビナッツィ3季目で下位脱出を目指す|アルファロメオ|F1

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2021-03-12 Raikkonen Alfa Romeo Alfaromeo F1 Formula 1 Getty Images

現チームの前身は1993年よりF1に参戦してきたザウバーであり、ネーミングライツにより2019年からアルファロメオ・レーシングとしてF1にフル参戦。現在のエントリー名称は『アルファロメオ・レーシング・オーレン』となる。

2019年は下位ながらも存在感を示す

長らくF1で活動してきたザウバーが、2018年は「アルファロメオ・ザウバーF1チーム」の名前でエントリー。このシーズンは48ポイントを奪取し、コンストラクターズ8位でシーズンを終えた。

買収や譲渡を介したわけではないが、ネーミングライツによって2019年よりザウバーの冠が外れることに。新たなチーム登録名は「アルファロメオ・レーシング」となり、2007年のワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンを迎え、アントニオ・ジョビナッツィとのラインナップでシーズンを迎えた。

第1戦~第4戦でいきなりライコネンが4戦連続入賞を果たすなどまずまずの戦績を残したが、上位争いへ食い込むには戦力的に見劣りすることは否めず、中位で小刻みにポイントを重ねる状況となった。

第20戦ブラジルGPではフェラーリの同士討ち、ルイス・ハミルトンの降格ペナルティなどもあり、ライコネン4位、ジョビナッツィが5位でフィニッシュ。2019年において最も好成績を残したレースとなった。結果的にアルファロメオは57ポイントを手にしてコンストラクターズ8位でシーズンを終えることになった。

2020年は上位と力の差が大きく……

2020年は開幕戦こそジョビナッツィが9位入賞を果たしたものの、上位勢との力の差が前年に比べて大きく開く結果に。予選でもQ2へと進出できるケースが減少した。

それでもライコネンはポルトガルGPで16番手スタートからオープニングラップで7位まで一気に浮上するオーバーテイクショーを披露。イタリアGPではチームの作戦が当たり、再スタート直後の28周目には2番手3番手をアルファロメオの2台が走るというシーンもあった。結果的にこのポジションでアルファロメオの2台が奮闘したことにより、ピエール・ガスリーの初優勝をアシストする形になっている。

ハースやウィリアムズとテールエンダーを争う立ち位置にあったアルファロメオだが、結果としてライコネンとジョビナッツィはともにシーズン4ポイントを奪取。だが昨シーズンのコンストラクターズ8位(57ポイント)とは大きく内容の異なる8位と言えるだろう。

そして迎える2021シーズンはライコネン&ジョビナッツィのラインナップで3シーズン目へと突入することになる。

F1草創期のワークスとは異なる?

ザウバーF1チームのネーミングライツにより、アルファロメオ・レーシングとなった同チームだが、F1においてアルファロメオと言えば1950年~1951年、1963年、1965年、1979年~1985年と草創期から何度もF1に参戦していたことでも知られる。

2019年よりF1にフル参戦しているアルファロメオの運営組織は、ザウバー・モータースポーツAGとなる。F1黎明期の1950~1951年、2名の王者を輩出した古豪、名門ワークスチームのアルファロメオとは母体が異なる。

もともとアルファロメオは1920年代よりモータースポーツに力を注いでおり、後の1947年にフェラーリを立ち上げたエンツォ・フェラーリ氏は1920~1930年代にかけてアルファロメオのレース部門総責任者だった。

1950年、F1初年度の時点でアルファロメオは本家のワークスチーム、スクーデリア・フェラーリは分家のセミワークスチームという位置付けだった。F1初年度の1950年、アルファロメオはジュゼッペ・ファリーナ、ファン・マヌエル・ファンジオなどを擁し、3勝をマークしたファリーナが初代ワールドチャンピオンに輝いている。

翌1951年もアルファロメオは圧倒的な強さを見せつけ、2年目は3勝をマークしたファンジオが王座を獲得している。また、このときは追う立場だった弟分、フェラーリが第5戦イギリスGPでアルファロメオのファンジオを下し、フロライン・ゴンサレスが表彰台の頂点に立った。フェラーリがF1初優勝を果たした後、総帥エンツォ・フェラーリが「私は母を殺してしまった!」と口にしたエピソードはいまだ語り草となっている。

アルファロメオはF1開始から2年連続で王者を生み出すも、資金不足に伴い1951年でF1から撤退してしまう。

F1開始の2年間以外は低迷

1960年~1971年にかけてはエンジンサプライヤーとしてF1に携わり、1963年、1965年にはアルファロメオ・スペシャルという名称でF1にスポット参戦したことも。

その後1979年よりアウトデルタとしてF1に復帰。1980年からはマールボロ・チーム・アルファロメオとなり、1984年からはベネトン・チーム・アルファロメオに改称。だがこの間、チームは優勝争いに絡むことができず、1985年をもってF1から撤退している。

なお、1984~1985年はベネトン・チーム・アルファロメオという名称となっているが、後にF1でタイトルを獲得したベネトンはトールマンを買収して1986年より発足したため、アルファロメオ運営のレーシングチームとは系譜が異なる。

ドライバー

キミ・ライコネン

2020-12-31 Formula 1 F1 Raikkonen AlfaRomeo

1979年10月17日生まれ|フィンランド国籍|ザウバー(2001)、マクラーレン(2002~2006)、フェラーリ(2007~2009)、ロータス(2012~2013)、フェラーリ(2014~2018)、アルファロメオ(2019~)

通算成績(2020年終了時点)

  • 出走/329回
  • 優勝/21回 
  • PP/18回 
  • FL/46回
  • ドライバーズタイトル/1回(2007)

2020年の成績

  • 年間:4ポイント/16位 
  • 優勝/0回
  • PP/0回
  • FL/0回
レース名 決勝順位
第1戦オーストリアGP Ret.
第2戦シュタイアーマルクGP 11位
第3戦ハンガリーGP 15位
第4戦イギリスGP 17位
第5戦70周年記念GP 15位
第6戦スペインGP 14位
第7戦ベルギーGP 12位
第8戦イタリアGP 13位
第9戦トスカーナGP 9位
第10戦ロシアGP 14位
第11戦アイフェルGP 12位
第12戦ポルトガルGP 11位
第13戦エミリア・ロマーニャGP 9位
第14戦トルコGP 15位
第15戦バーレーンGP 15位
第16戦サクヒールGP 14位
第17戦アブダビGP 12位

アントニオ・ジョビナッツィ

2020-12-31 Formula 1 F1 Giovinazzi AlfaRomeo

1993年12月14日生まれ|イタリア国籍|ザウバー(2017)、アルファロメオ(2019~)

通算成績(2020年終了時点)

  • 出走/40回 
  • 優勝/0回 
  • PP/0回 
  • FL/0回

2020年の成績

  • 年間:4ポイント/17位 
  • 優勝/0回
  • PP/0回
  • FL/0回
レース名 決勝順位
第1戦オーストリアGP 9位
第2戦シュタイアーマルクGP 14位
第3戦ハンガリーGP 17位
第4戦イギリスGP 14位
第5戦70周年記念GP 17位
第6戦スペインGP 16位
第7戦ベルギーGP Ret.
第8戦イタリアGP 16位
第9戦トスカーナGP Ret.
第10戦ロシアGP 11位
第11戦アイフェルGP 10位
第12戦ポルトガルGP 15位
第13戦エミリア・ロマーニャGP 10位
第14戦トルコGP Ret.
第15戦バーレーンGP 16位
第16戦サクヒールGP 13位
第17戦アブダビGP 16位

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チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 バーレーンGP 3月26日(金) ~27日(土) 3月28日(日)
第2戦 エミリア・ロマーニャGP 4月16日(金) ~17日(土) 4月18日(日)
第3戦 ポルトガルGP 4月30日(金) ~5月1日(土) 5月2日(日)
第4戦 スペインGP 5月7日(金) ~ 8日(土) 5月9日(日)
第5戦 モナコGP 5月21日(金) ~22日(土) 5月23日(日)
第6戦 アゼルバイジャンGP 6月4日(金) ~5日(土) 6月6日(日)
第7戦 カナダGP 6月11日(金) ~ 12日(土) 6月13日(日)
第8戦 フランスGP 6月25日(金) ~26日(土) 6月27日(日)
第9戦 オーストリアGP 7月2日(金) ~ 3日(土) 7月4日(日)
第10戦 イギリスGP 7月16日(金) ~ 17日(土) 7月18日(日)
第11戦 ハンガリーGP 7月30日(金) ~31日(土) 8月1日(日)
第12戦 ベルギーGP 8月27日(金) ~28日(土) 8月29日(日)
第13戦 オランダGP 9月3日(金) ~ 4日(土) 9月5日(日)
第14戦 イタリアGP 9月10日(金) ~ 11日(土) 9月12日(日)
第15戦 ロシアGP 9月24日(金) ~25日(土) 9月26日(日)
第16戦 シンガポールGP 10月1日(金) ~ 2日(土) 10月3日(日)
第17戦 日本GP 10月8日(金) ~ 9日(土) 10月10日(日)
第18戦 アメリカGP 10月22日(金) ~ 23日(土) 10月24日(日)
第19戦 メキシコGP 10月29日(金) ~ 30日(土) 10月31日(日)
第20戦 サンパウロGP 11月12日(金) ~ 13日(土) 11月14日(日)
第21戦 オーストラリアGP 11月19日(金) ~ 20日(土) 11月21日(日)
第22戦 サウジアラビアGP 12月3日(金) ~ 4日(土) 12月5日(日)
第23戦 アブダビGP 12月10日(金) ~ 11日(土) 12月12日(日)

F1の視聴方法

DAZNでは2021年もF1™に加えて、F2、F3の全レースが配信予定。さらにF1™各グランプリの予選、決勝時にはオリジナル番組『F1 ZONE』が配信される。メインフィード、オンボードカメラ、タイムフィード、ドライバートラッカーの4つのフィードを一つの画面で見ることができる画期的な番組だ。

毎週水曜日には、新コンテンツ「WEDNESDAY F1 TIME」が配信される。コース紹介や各コーナーの攻略法を交えたレースプレビュー、レース後に注目のF1ドライバー、角田裕毅選手がレースを振り返る。

また、各グランプリ後の金曜日には、未公開映像を交えながら、F1™中継の解説を務める小倉茂徳氏と田中健一氏が、ビハインド・ザ・シーンで各レースを振り返る『F1 LAB(ラボ)』が配信され、レース以外の日でもF1™に触れることができる。

DAZNの月額料金は1,925円 (税込)。加入後は1ヶ月の無料体験期間がある。登録方法は以下の通り:

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