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【注目チーム】再起を狙う名門プライベーター、2022年はラティフィ&アルボンのセットに|ウィリアムズ|F1

読了時間 6分
2021-03-13 Latifi Williams F1 Formula 1 Getty Images


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歴史

ウィリアムズレーシングは、1977年にフランク・ウィリアムズとパトリック・ヘッドによって創設され、現在に至るまで数々のトロフィーを手にしてきた。

1977年以前も自身のチームでF1に参戦していたフランク・ウィリアムズだったが、敏腕デザイナーであるヘッドとともにチームを育て上げ、1980年にはチーム初のコンストラクターズタイトルとドライバーズタイトルを獲得。そこから一気に強豪チームとして、優勝争いを繰り広げていくことになる。

しかし1986年にチームを揺るがす悲劇が起きる。フランク・ウィリアムズが自動車事故により下半身麻痺となり、車いすでの生活を余儀なくされたのである。カリスマ的リーダーが苦境に立たされるなかでもウィリアムズは持ち前のレース屋魂で乗り越え、ネルソン・ピケとナイジェル・マンセルのコンビで、その年のコンストラクターズタイトルを獲得した。

その後「車いすの闘将」と称されたフランク・ウィリアムズとともに、90年代も毎年のようにタイトル争いを繰り広げたウィリアムズに再び悲劇が訪れる。1994年5月1日、サンマリノGPでは過去3度のワールドチャンピオンであり、この年からチームに加入したアイルトン・セナがレース中に事故死したのである。日本でもF1人気をけん引していたアイドルの死は、大きなショックとともに世界中へと届けられた。

幾多の困難に直面しながらも、チームは1996年にはデイモン・ヒル、1997年にはジャック・ビルヌーブを擁して2年連続のダブルタイトルを獲得したが、現時点ではこれが最後のビッグタイトルとなっている。

父から娘へ世代交代も、2020年に売却

車いすを駆りながらチームを指揮してきた総帥フランク・ウィリアムズは、2012年にF1チームの取締役から退き、娘のクレア・ウィリアムズに現場の指揮を一任した。

その年のスペインGPでパストール・マルドナドが勝利して以降、ポディウムの頂点からも遠ざかっているウイリアムズは、大型スポンサーの離脱やエンジンサプライヤーの変更のたびに勢いを失い、苦戦を強いられている。

2020年は新型コロナウイルスの流行に伴うシーズンの延期によって、過去のマシンやチームの施設を担保に資金の借入を行うなど財政面で非常に苦しい状況に陥っていることが明らかとなった。そして2020シーズン開幕前に、リアウイングにスポンサー名が入っていたROKiT社が、契約解消に至ったことを発表。

同年の8月21日、ウィリアムズはアメリカの投資会社「ドリルトン・キャピタル」に所有権が移ったと公表した。チーム副代表クレア・ウィリアムズは、イタリアGPを最後にチームから離れることに。幾多の困難を乗り越えてきたウィリアムズは1977年より43年間ウィリアムズ一家で運営されてきたが、一族経営に終止符が打たれた。

ウィリアムズの冠は継続となったが、チームは米国資本へと完全移行。低迷する名門をここからいかにして立て直すのかが注目ポイントとなる。

2020年の成績

2018年のF2チャンピオンであり、メルセデスのリザーブドライバーを務めたジョージ・ラッセルがフルタイム参戦2年目。そしてセカンドドライバーのシートにはカナダ人ドライバーのニコラス・ラティフィが収まることとなった。だが前年と同様にウィリアムズのマシンには競争力がなく、ほとんどのレースで最後尾を争う結果となった。

それでもラッセルは戦闘力に劣るマシンでありながらも予選ではQ2へと頻繁に進出するなど、存在感を示す。だが決勝では入賞圏内の10位以内は遠い道のりとなっており、シーズンを通してラッセル、ラティフィともに1ポイントも手にすることができなかった。

2016年、2017年はコンストラクターズ5位だったが、2018年以降の3シーズンは3季続けて最下位の10位となった。2021年、復活を目指すウィリアムズは浮上のきっかけをつかめるのだろうか。新シーズンもラッセル&ラティフィのラインナップで2シーズン目へと挑むことになった。

ドライバー

ニコラス・ラティフィ

2020-07-22 Formula 1 F1 Latifi

1995年6月29日生まれ|カナダ国籍|ウィリアムズ(2020~)

通算成績(2021年終了時点)

  • 出走/39回 
  • 優勝/0回 
  • PP/0回 
  • FL/0回

2021年の成績

  • 年間:7ポイント/17位
  • 優勝/0回
  • PP/0回
  • FL/0回
レース名 決勝順位
第1戦バーレーンGP 18位
第2戦エミリア・ロマーニャGP Ret.
第3戦ポルトガルGP 18位
第4戦スペインGP 16位
第5戦モナコGP 15位
第6戦アゼルバイジャンGP 16位
第7戦フランスGP 18位
第8戦シュタイアーマルクGP 17位
第9戦オーストリアGP 16位
第10戦イギリスGP 14位
第11戦ハンガリーGP 7位
第12戦ベルギーGP 9位
第13戦オランダGP 16位
第14戦イタリアGP 11位
第15戦ロシアGP 19位
第16戦トルコGP 17位
第17戦アメリカGP 15位
第18戦メキシコGP 17位
第19戦サンパウロGP 16位
第20戦カタールGP Ret.
第21戦サウジアラビアGP 12位
第22戦アブダビGP Ret.

アレクサンダー・アルボン

2021-09-18 Albon Red Bull F1 Formula 1

1996年3月23日生まれ|タイ国籍(出生地はイギリス)|トロ・ロッソ(2019)、レッドブル(2019~2020)、ウィリアムズ(2022)

通算成績(2021年終了時点)

  • 出走/38回 
  • 優勝/0回 
  • PP/0回 
  • FL/0回

※2021年はリザーブのため出走なし

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チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 バーレーンGP 3月18日(金) ~19日(土) 3月20日(日)
第2戦 サウジアラビアGP 3月25日(金) ~26日(土) 3月27日(日)
第3戦 オーストラリアGP 4月8日(金) ~4月9日(土) 4月10日(日)
第4戦 エミリア・ロマーニャGP 4月22日(金) ~ 23日(土) 4月24日(日)
第5戦 マイアミGP 5月6日(木) ~7日(土) 5月8日(日)
第6戦 スペインGP 5月20日(金) ~21日(土) 5月22日(日)
第7戦 モナコGP 5月27日(金) ~ 28日(土) 5月29日(日)
第8戦 アゼルバイジャンGP 6月10日(金) ~11日(土) 6月12日(日)
第9戦 カナダGP 6月17日(金) ~ 18日(土) 6月19日(日)
第10戦 イギリスGP 7月1日(金) ~ 2日(土) 7月3日(日)
第11戦 オーストリアGP 7月8日(金) ~9日(土) 7月10日(日)
第12戦 フランスGP 7月22日(金) ~23日(土) 7月24日(日)
第13戦 ハンガリーGP 7月29日(金) ~ 30日(土) 7月31日(日)
第14戦 ベルギーGP 8月26日(金) ~ 27日(土) 8月28日(日)
第15戦 オランダGP 9月2日(金) ~3日(土) 9月4日(日)
第16戦 イタリアGP 9月9日(金) ~ 10日(土) 9月11日(日)
第17戦 ロシアGP 9月23日(金) ~ 24日(土) 9月25日(日)
第18戦 シンガポールGP 9月30日(金) ~10月 1日(土) 10月2日(日)
第19戦 日本GP 10月7日(金) ~ 8日(土) 10月9日(日)
第20戦 アメリカGP 10月21日(金) ~ 22日(土) 10月23日(日)
第21戦 メキシコGP 10月28日(金) ~ 29日(土) 10月30日(日)
第22戦 サンパウロGP 11月11日(金) ~ 12日(土) 11月13日(日)
第23戦 アブダビGP 11月18日(金) ~ 19日(土) 11月20日(日)

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