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【注目チーム】第4期ホンダのラストシーズン、盤石の布陣で8年ぶり王座奪還に照準|レッドブル|F1

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2021-03-11 Sergio Perez Red Bull Formula 1 F1 Getty Images

今や世界的な飲料メーカーとして知られるレッドブル。F1チームとしての2020年の正式名称は『アストンマーティン・レッドブル・レーシング』となる。

歴史

かつてレッドブルはザウバー、アロウズのスポンサーとしてF1とかかわり、2005年よりプライベーターチームとしてF1フル参戦を果たした。

2000~2004年まで5シーズン戦ったジャガー・レーシングを買収したことによりレッドブルのF1参戦は実現した。さらにルーツを辿ると、ジャガーの前身は1997年~1999年の3季、F1に挑戦した、元F1王者ジャッキー・スチュワートのプライベーターチーム、スチュワート・グランプリとなる。

2005年、初年度のレッドブルは前年までマクラーレンに在籍していたデヴィッド・クルサードをエースドライバーとして招き、第1戦~第3戦までいきなり3レース連続で入賞を果たすなど、参戦初年度から存在感を発揮。結局1年目は34ポイントを獲得し、コンストラクターズランキングを7位で終えている。

2006年にはミナルディを買収し、レッドブルのイタリア語読みとなるスクーデリア・トロ・ロッソという兄弟チームが誕生。レッドブルはレーシングチームの育成プログラムにも力を注ぎ、トロ・ロッソに若手を登用し、実力が認められたらレッドブルチームのドライバーに昇格する、という手法を用いた。

コンストラクターズでは2006年7位、2007年5位、2008年7位と表彰台に上がりながらも中堅チームの一角に留まっていたレッドブル。だが2009年から勢力図が一気に変わる。トロ・ロッソから期待の若手セバスチャン・ベッテルが加わったこのシーズン、開幕3戦目の中国グランプリでベッテルがレッドブルに初優勝をもたらした。

このシーズンはフェラーリ、マクラーレンといった強豪チームがこぞって低迷し、プライベーターとして初参戦のブラウンGPが初年度でダブルタイトルを獲得した年としても知られている。レッドブルはベッテル4勝、マーク・ウェバーが2勝を収め、コンストラクターズ2位と躍進のシーズンとなった。

2010年から4連覇を達成

2010年はマクラーレンのルイス・ハミルトンとジェンソン・バトン、フェラーリのフェルナンド・アロンソ、そしてレッドブルのベッテルとウェバーによる5人のタイトル争いに。最終戦アブダビGPを前にした段階で、バトンを除く4人にドライバーズチャンピオンの可能性が残るという白熱した展開となったが、最終戦を制したベッテルがアロンソを逆転し、初のワールドチャンピオンに輝いた。ハミルトンが保持していた最年少王者記録23歳300日を23歳134日に更新しての戴冠だった。

2011年以降もレッドブルの強さは変わらず、ベッテル&ウェバー体制で2013年までドライバーズ&コンストラクターズのダブルタイトルを4連覇。

2013年をもってウェバーが去り、2014年からベッテル&ダニエル・リカルドのラインナップとなるも、2014年のシーズンは序盤から強さを見せたメルセデスがポイントをリード。レッドブルは追いかける展開になるが年間順位でリカルド3位、ベッテル5位に終わり、コンストラクターズでも2位でシーズンを終えることに。このシーズン限りでベッテルはレッドブルを去り、フェラーリへと新天地を求めた。

タイトルから遠ざかるも今では3強の一角に

レッドブルは2015年、2008年以来の未勝利と不振に終わる。迎えた2016年は第3戦中国GP、第4戦ロシアGPとダニール・クビアトが接触事故を誘発したとして批判の的に。第5戦スペインGPを前に、クビアトはトロ・ロッソに降格。トレードのような形でマックス・フェルスタッペンがレッドブルのシートに収まることとなった。だが直後のスペインGPでフェルスタッペンは予選4位からスタートし、トップに躍り出てそのまま1位でフィニッシュ。レッドブルのデビュー戦で、18歳227日というF1史上最年少優勝記録を打ち立てた。

以降、現在に至るまでレッドブルはメルセデス、フェラーリとともに三つ巴で優勝を争う展開が続いた。また、2019年からは2007年から搭載していたパワーユニットのルノーに別れを告げ、ホンダと契約したことでも大きく注目を集めた。

ホンダにとっては2015年以降のF1参戦は“第4期”と呼ばれているが、マクラーレンにパワーユニットを供給するも苦戦が続く。2018年、トロ・ロッソへエンジンを単独供給した後、2019年からはレッドブル&トロ・ロッソがそろってホンダエンジンを積むことに。

2019年からホンダのパワーユニットに

2019年、ホンダのパワーユニットに変わったレッドブルだったが、開幕戦オーストラリアGPでフェルスタッペンがいきなり3位入賞を果たし、ルノーエンジンの昨季に見劣りしない存在感を見せつける。そして迎えた第9戦のオーストリアGPでは、フェルスタッペンが2019年初勝利。この優勝は、ホンダにとって2006年のハンガリーGP以来15年ぶり、そして第4期での初優勝となった。

トロ・ロッソから昇格したピエール・ガスリーが精細を欠いていたこともあり、チームはハンガリーGP終了後にトロ・ロッソのアレクサンダー・アルボンとシートをスイッチしている。

終盤戦のブラジルGPではフェルスタッペンがシーズン3勝目を挙げ、2位にトロ・ロッソにのガスリーが入ったことから、このレースではホンダエンジンによる、異なるチームでのワンツー・フィニッシュとなった。フェルスタッペンは2019年シーズン3勝をマークし、ドライバーズランキング3位と大きく躍進した。

2020シーズンの成績

2020-12-13 Max Verstappen Red Bull Formula 1 F1

そして2020年はレッドブルのマシンはプレシーズンから速さを見せていたこともあり、コンストラクターズタイトル奪還を期待する声も多かった。

だが新型コロナウイルスの影響により開幕が7月にずれ込み、いざフタを開けるとメルセデスのアドバンテージが目立つ状況に。フェルスタッペンはシーズンを通してルイス・ハミルトン、バルテリ・ボッタスと三つ巴の戦いを続けたが、結果としてシーズン2勝に留まった。

そして2021シーズンは前年にレーシング・ポイントで初勝利を経験し、契約満了により離脱したセルジオ・ペレスと新契約を締結。セカンドドライバーのアルボンはリザーブ&テストドライバー降格となった。新たなシーズンはフェルスタッペン&ペレスの実力派コンビで打倒メルセデスを目指すこととなった。

また、2020年10月2日には2021シーズンをもってホンダがF1活動を終了すると公表済み。2021年2月15日には、2022年よりF1のパワーユニットが3年間開発凍結されることに伴い、ホンダのパワーユニットがレッドブルへと引き継がれ、レッドブルの自社製パワーユニットとして継続使用される見通しとなった。ホンダのF1活動が終了となる2021年、レッドブルはビッグタイトルに手が届くのかどうか、日本のF1ファンにとっても大きな注目ポイントとなる。

ドライバー

マックス・フェルスタッペン

2021-03-12 Verstappen Red Bull F1 Formula 1

1997年9月30日生まれ|オランダ国籍(出生地はベルギー)|トロ・ロッソ(2015~2016)、レッドブル(2016~)

通算成績(2020年終了時点)

  • 出走/119回 
  • 優勝/10回 
  • PP/3回 
  • FL/10回

2020年の成績

  • 年間:214ポイント/3位
  • 優勝/2回
  • PP/1回
  • FL/3回
レース名 決勝順位
第1戦オーストリアGP Ret.
第2戦シュタイアーマルクGP 3位
第3戦ハンガリーGP 2位
第4戦イギリスGP 2位
第5戦70周年記念GP 1位
第6戦スペインGP 2位
第7戦ベルギーGP 3位
第8戦イタリアGP Ret.
第9戦トスカーナGP Ret.
第10戦ロシアGP 2位
第11戦アイフェルGP 2位
第12戦ポルトガルGP 3位
第13戦エミリア・ロマーニャGP Ret.
第14戦トルコGP 6位
第15戦バーレーンGP 2位
第16戦サクヒールGP Ret.
第17戦アブダビGP 1位

セルジオ・ペレス

2021-02-24 Sergio Perez Red Bull Formula 1 F1

1990年1月26日生まれ|メキシコ国籍|ザウバー(2011~12)、マクラーレン(2013)、フォース・インディア(2014~2018)、レーシング・ポイント(2018~2020)、レッドブル(2021)

通算成績(2020年終了時点)

  • 出走/191回 
  • 優勝/1回 
  • PP/0回 
  • FL/4回

2020年の成績

  • 年間:125ポイント/4位
  • 優勝/1回
  • PP/0回
  • FL/0回
レース名 決勝順位
第1戦オーストリアGP 6位
第2戦シュタイアーマルクGP 6位
第3戦ハンガリーGP 7位
第4戦イギリスGP 欠場
第5戦70周年記念GP 欠場
第6戦スペインGP 5位
第7戦ベルギーGP 10位
第8戦イタリアGP 10位
第9戦トスカーナGP 5位
第10戦ロシアGP 4位
第11戦アイフェルGP 4位
第12戦ポルトガルGP 7位
第13戦エミリア・ロマーニャGP 6位
第14戦トルコGP 2位
第15戦バーレーンGP 18位
第16戦サクヒールGP 1位
第17戦アブダビGP Ret.

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チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 バーレーンGP 3月26日(金) ~27日(土) 3月28日(日)
第2戦 エミリア・ロマーニャGP 4月16日(金) ~17日(土) 4月18日(日)
第3戦 ポルトガルGP 4月30日(金) ~5月1日(土) 5月2日(日)
第4戦 スペインGP 5月7日(金) ~ 8日(土) 5月9日(日)
第5戦 モナコGP 5月20日(木) ~22日(土) 5月23日(日)
第6戦 アゼルバイジャンGP 6月4日(金) ~5日(土) 6月6日(日)
第7戦 フランスGP 6月18日(金) ~ 19日(土) 6月20日(日)
第8戦 シュタイアーマルクGP 6月25日(金) ~26日(土) 6月27日(日)
第9戦 オーストリアGP 7月2日(金) ~ 3日(土) 7月4日(日)
第10戦 イギリスGP 7月16日(金) ~ 17日(土) 7月18日(日)
第11戦 ハンガリーGP 7月30日(金) ~31日(土) 8月1日(日)
第12戦 ベルギーGP 8月27日(金) ~28日(土) 8月29日(日)
第13戦 オランダGP 9月3日(金) ~ 4日(土) 9月5日(日)
第14戦 イタリアGP 9月10日(金) ~ 11日(土) 9月12日(日)
第15戦 ロシアGP 9月24日(金) ~25日(土) 9月26日(日)
第16戦 トルコGP 10月1日(金) ~ 2日(土) 10月3日(日)
第17戦 日本GP 10月8日(金) ~ 9日(土) 10月10日(日)
第18戦 アメリカGP 10月22日(金) ~ 23日(土) 10月24日(日)
第19戦 メキシコGP 10月29日(金) ~ 30日(土) 10月31日(日)
第20戦 サンパウロGP 11月12日(金) ~ 13日(土) 11月14日(日)
第21戦 オーストラリアGP 11月19日(金) ~ 20日(土) 11月21日(日)
第22戦 サウジアラビアGP 12月3日(金) ~ 4日(土) 12月5日(日)
第23戦 アブダビGP 12月10日(金) ~ 11日(土) 12月12日(日)

F1の視聴方法

DAZNでは2021年もF1™に加えて、F2、F3の全レースが配信予定。さらにF1™各グランプリの予選、決勝時にはオリジナル番組『F1 ZONE』が配信される。メインフィード、オンボードカメラ、タイムフィード、ドライバートラッカーの4つのフィードを一つの画面で見ることができる画期的な番組だ。

毎週水曜日には、新コンテンツ「WEDNESDAY F1 TIME」が配信される。コース紹介や各コーナーの攻略法を交えたレースプレビュー、レース後に注目のF1ドライバー、角田裕毅選手がレースを振り返る。

また、各グランプリ後の金曜日には、未公開映像を交えながら、F1™中継の解説を務める小倉茂徳氏と田中健一氏が、ビハインド・ザ・シーンで各レースを振り返る『F1 LAB(ラボ)』が配信され、レース以外の日でもF1™に触れることができる。

DAZNの月額料金は1,925円 (税込)。加入後は1ヶ月の無料体験期間がある。登録方法は以下の通り:

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