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【注目ドライバー】かつて解雇の憂き目も経験した苦労人クビアト|アルファタウリ|F1

2020-06-21 Formula 1 F1 Kvyat Alphatauri Getty Images

経歴

トロ・ロッソから2014年F1デビュー

1994年、ロシア中部のバシコルトスタン共和国・ウファで生まれたダニール・クビアトは若くして拠点をイタリアに移し“西側”で腕を磨いた。

2010年はレッドブル・ジュニアチームの一員となりながらフォーミュラ・BMWなどに参戦し、2013年にはトロ・ロッソでテスト走行も経験。そして同年のGP3シリーズでは同年代のライバル、カルロス・サインツを上回る成績を見せて総合1位になったこともあり、2014年よりトロ・ロッソからレギュラードライバーとして抜てきされることになった。

トロ・ロッソではデビュー戦のオーストラリアGPでいきなり9位入賞を果たし、F1初戦で当時の最年少入賞記録を打ち立てた。その後ポテンシャルの物足りないトロ・ロッソはなかなか上位へと食い込めない展開が続く。だが迎えた祖国での大一番、第16戦ロシアGPではレッドブル勢を上回る予選5番手に付け、非凡な速さを見せつけた。このシーズンは結局8ポイントしか手にすることができなかったが、クビアトは2015年よりレッドブルに昇格することが決定。2010~2013年の王者セバスチャン・ベッテルがフェラーリへ移籍したことに伴い、その後任として大役を担うこととなった。

レッドブルに昇格も上位争いで苦戦

2015年からレッドブルに昇格したクビアトは第10戦ハンガリーGPで2位フィニッシュを果たしたものの、表彰台に手が届いたのはこのレースのみ。95ポイントを獲得してドライバーズランキング7位でシーズンを終えたが、本領発揮とはいかなかった。

そして2016年は第3戦中国GPで3位表彰台に上がるも、2位フィニッシュのベッテルとスタート時に接触したこともあり、ポディウムの前には口論の場面もあった。続く第4戦ロシアGPでも再びベッテルと接触し、クビアトの評価は急落。第5戦スペインGPからクビアトはトロ・ロッソに出戻りとなり、入れ替わる形でマックス・フェルスタッペンがレッドブルに昇格となった。トロ・ロッソに戻った後にクビアトは3度入賞を果たし、力不足を指摘する声もあったがなんとか2017年のトロ・ロッソ残留が決まった。

翌2017年は安定感を誇った同僚サインツと比べてリタイア及び入賞圏外でのフィニッシュが目立ち、シーズン途中のマレーシアGP、日本GPでトロ・ロッソはピエール・ガスリーを出走させると発表。スケジュールの都合でクビアトはその後のアメリカGPに出走したが、このレースでの10位入賞を最後にトロ・ロッソから契約を更新しないと通達される。事実上の解雇でトロ・ロッソから去ることになった。

シートを失った1年後に古巣復帰

レギュラーシートを失ったクビアトは2018年、スクーデリア・フェラーリのテストドライバーを担当した。だが古巣レッドブルではこの年をもってダニエル・リカルド離脱が決まり、トロ・ロッソのガスリーが2019年よりレッドブルに昇格することが確定。空席となったトロ・ロッソのレギュラードライバーが誰になるのか注目を集めたが、レッドブル下部カテゴリーの有望株にF1参戦資格を満たしているドライバーがいない理由から、一度解雇となったクビアトが2019年よりトロ・ロッソから復帰することに決まった。

2019年、クビアトは10レースで入賞し、ドイツGPに至ってはトロ・ロッソに創設以来2度目(2008年イタリアGPでのセバスチャン・ベッテル初優勝から11年ぶり)となる3位表彰台をもたらした。ドライバーズランキング13位でシーズンを終え、チームは2020年からスクーデリア・アルファタウリ・ホンダの名称へと変更した。

2020年はガスリーとともに、アルファタウリの看板を背負うクビアト。入れ替わりが激しいレッドブルグループの中で、引き続き存在感を示すことができるのか、クビアトにとって2020年は勝負の年となりそうだ。

プロフィール

ダニール・クビアト

1994年4月26日生まれ|ロシア国籍|トロ・ロッソ(2014)、レッドブル(2015~2016)、トロ・ロッソ(2016~2017、2019)、アルファタウリ(2020~)

通算成績(2020年開幕時点)

  • 出走/93回 
  • 優勝/0回 
  • PP/0回 
  • FL/1回
チーム名 勝利数 年間成績
2014年 トロ・ロッソ 0勝 15位
2015年 レッドブル 0勝 7位
2016年 レッドブル/トロ・ロッソ 0勝 14位
2017年 トロ・ロッソ 0勝 19位
2019年 トロ・ロッソ 0勝 13位

2019年の成績

  • 年間:37ポイント/13位 
  • 優勝/0回
  • PP/0回
  • FL/0回
レース名 決勝順位
第1戦オーストラリアGP 10位
第2戦バーレーンGP 12位
第3戦中国GP Ret.
第4戦アゼルバイジャンGP Ret.
第5戦スペインGP 9位
第6戦モナコGP 7位
第7戦カナダGP 10位
第8戦フランスGP 14位
第9戦オーストリアGP 17位
第10戦イギリスGP 9位
第11戦ドイツGP 3位
第12戦ハンガリーGP 15位
第13戦ベルギーGP 7位
第14戦イタリアGP Ret.
第15戦シンガポールGP 15位
第16戦ロシアGP 12位
第17戦日本GP 10位
第18戦メキシコGP 11位
第19戦アメリカGP 12位
第20戦ブラジルGP 10位
第21戦アブダビGP 9位

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チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 オーストリアGP 7月3日(金) ~ 4日(土) 7月5日(日)
第2戦 シュタイアーマルクGP 7月10日(金) ~11日(土) 7月12日(日)
第3戦 ハンガリーGP 7月17日(金) ~18日(土) 7月19日(日)
第4戦 イギリスGP 7月31日(金) ~ 8月1日(土) 8月2日(日)
第5戦 70周年記念GP 8月7日(金) ~ 8日(土) 8月9日(日)
第6戦 スペインGP 8月14日(金) ~15日(土) 8月16日(日)
第7戦 ベルギーGP 8月28日(金) ~29日(土) 8月30日(日)
第8戦 イタリアGP 9月4日(金) ~ 5日(土) 9月6日(日)
第9戦 トスカーナ・フェラーリ1000GP 9月11日(金) ~12日(土) 9月13日(日)
第10戦 ロシアGP 9月25日(金) ~ 26日(土) 9月27日(日)
第11戦 アイフェルGP 10月9日(金) ~ 10日(土) 10月11日(日)
第12戦 ポルトガルGP 10月23日(金) ~24日(土) 10月25日(日)
第13戦 エミリア・ロマーニャGP 10月31日(土) 11月1日(日)
第14戦 トルコGP 11月13日(金) ~ 14日(土) 11月15日(日)
第15戦 バーレーンGP 11月27日(金) ~ 28日(土) 11月29日(日)
第16戦 サクヒールGP 12月4日(金) ~5日(土) 12月6日(日)
第17戦 アブダビGP 12月11日(金) ~ 12日(土) 12月13日(日)

F1の視聴方法

DAZNではF1™️の全レースに加え、F2・F3も配信予定。またメインフィード、オンボードカメラ、ドライバーズ・トラッカー、ライブタイミングを一つの画面で見ることができるオリジナル番組「F1 ZONE」や、「F1 LAB(ラボ)」といったコンテンツを配信。さらにレース後にはハイライト映像が配信され、また2週間見逃し配信が視聴可能だ。 また、F1™️以外にもJリーグ、欧州サッカー、プロ野球など多彩なスポーツコンテンツを楽しむことができる。

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