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【注目ドライバー】不本意な1年を経て、2021年はエースの重責を担うルクレール|フェラーリ|F1

読了時間 6分
2020-06-17 Formula 1 F1 Leclerc Getty Images

経歴

ザウバーよりF1デビュー

1997年生まれ、モナコ生まれのシャルル・ルクレールは元レーシングドライバーのエルヴェを父に持ち、幼少期よりカートに親しみながら育つ。

フランスの下部カテゴリーで評価を高め、フォーミュラ・ルノー、フォーミュラ3、GP3シリーズ、F2と順調にステップアップしていった。

フェラーリ・ドライバー・アカデミーに2016年より属しており、スクーデリア・フェラーリの開発ドライバーに就任。同年のイギリスGPではハースよりフリー走行1回目に出走し、18番手のタイムをマークしている。

翌2017年はザウバーのリザーブドライバーとなるも、トップではレース出走のチャンスがなかった。2018年にはアルファロメオ・ザウバーF1チームと名称を変えたザウバーからフル参戦することが確定。マシンは戦力不足であることは否めず、第1戦から第3戦まで13位、12位、19位と入賞圏外ながらデビューから3レースで完走を果たす。迎えた第4戦アゼルバイジャンGPでは6位フィニッシュを果たし、初のポイントを手にしている。

このシーズンの最高位はこの6位だったが、10レースでポイント奪取を達成し、39ポイントでドライバーズランキング13位でシーズンを終えている。

また、この年の9月には2019年よりフェラーリのレギュラードライバーになることが発表され、2007年の王者キミ・ライコネンと入れ替わる形でイタリアの名門に身を投じる事になった。

フェラーリ1年目で元王者ベッテルを上回る活躍

フェラーリでは2010~2013年のドライバーズチャンピオン、セバスチャン・ベッテルと組むことになったが、ルクレールはトップチームでも序盤から非凡な才能を見せつける。

第2戦バーレーンGPでは予選Q1~Q3まですべてトップタイムをマークし、予選2位の先輩ベッテルを押しのけ、ポールポジションを獲得。決勝でルクレールは待望のF1初優勝が目前に迫るも、残り11周でまさかのスローダウン。ルクレールは順位を下げ、3位でのフィニッシュとなった。

その後ライバルチームのメルセデスが優勝を争う展開が続き、ルクレールはポイント争いで3番手争いに突入。中盤戦に入り、ルクレールは第13戦ベルギーGPでF1キャリア初勝利を果たすと、続く第14戦イタリアGPではフェラーリの母国で表彰台の頂点に立ち、2連勝をマークしている。また、第13戦~第16戦までルクレールは4レース連続でポールポジションを獲得するなど、一発勝負での才能を見せつけた。

このシーズン、ルクレールは同僚ベッテル、マックス・フェルスタッペンとポイントを争う展開となったが、第20戦ブラジルGPでは66周目のバックストレートでベッテルが同僚ルクレールを追い抜こうとして接触。ルクレールはマシンの右フロントが破損し、ベッテルは左リヤのタイヤバーストにより、まさかの同士討ちでダブルリタイアとなった(レースの90%以上を走行していたため両者完走扱い)。

結果としてこのシーズン、レッドブルのフェルスタッペンに先行を許す形になり、2勝のルクレールは年間4位、1勝のベッテルは年間5位でシーズンを終えることになった。なお、ルクレールはフェラーリ初年度ながら、全ドライバー最多となる7度のポールポジションをマークしている。

2020年はマシンのポテンシャル不足に泣く

2020-09-12 F1 Formula 1 Leclerc Ferrari

迎えた2020年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、開幕戦オーストラリアGP直前になりレースのキャンセルが決定。7月上旬までグランプリが開催できない未曾有の事態となった。

一方で5月12日、フェラーリは契約延長交渉のまとまらなかったベッテルが、今季限りでチームから離脱することを発表。その2日後の14日にはマクラーレンのカルロス・サインツを来季から迎え入れることを明らかにした。2021年よりフェラーリはルクレール&サインツのラインナップになることが早々に確定。

だが、いざ7月の開幕を迎えるとフェラーリのマシンはポテンシャル不足が顕著に。第1戦オーストリアGPでルクレールはそれでも予選7番手に付け、上位勢の自滅もあり、決勝では2位表彰台に上がった。

だがこの後フェラーリの苦戦は続き、昨季までの力関係上、3強の一角と目されていたフェラーリはマクラーレン、レーシング・ポイント、ルノーらにも見劣りする状況で、コンストラクターズランキングでも遅れを取った。結果的にルクレールはイギリスGPでも3位表彰台に上がり、2020シーズンは2度の表彰台を獲得。96ポイントを手にしてランキング8位となった。

フェラーリは1950年のF1初年度から唯一参戦し続けているチームであり、2020シーズンはF1参戦1000GP目を迎えることから、シャシー名はSF1000と付けられた。そして第9戦はトスカーナ・フェラーリ1000GPと冠されることに。フェラーリにとっては記念すべきシーズンでもあったが、チーム、ドライバーともに不本意な1年となってしまった。

そして2021シーズン、フェラーリはルクレール&サインツ体制で挑むことになる。イタリアの跳ね馬は再び表彰台の頂点に立つことができるのかどうか、2021シーズンのルクレールは、名門の新エースとして重責を担うことになる。

プロフィール

シャルル・ルクレール

2021-03-12 Leclerc Ferrari  F1 Formula 1

1997年10月16日生まれ|モナコ国籍|ザウバー(2018)、フェラーリ(2019~)

通算成績(2020年終了時点)

  • 出走/59回 
  • 優勝/2回 
  • PP/7回 
  • FL/4回
チーム名 勝利数 年間成績
2018年 ザウバー 0勝 13位
2019年 フェラーリ 2勝 4位
2020年 フェラーリ 0勝 8位

2020年の成績

  • 年間:98ポイント/8位 
  • 優勝/0回
  • PP/0回
  • FL/0回
レース名 決勝順位
第1戦オーストリアGP 2位
第2戦シュタイアーマルクGP Ret.
第3戦ハンガリーGP 11位
第4戦イギリスGP 3位
第5戦70周年記念GP 4位
第6戦スペインGP Ret.
第7戦ベルギーGP 14位
第8戦イタリアGP Ret.
第9戦トスカーナGP 8位
第10戦ロシアGP 6位
第11戦アイフェルGP 7位
第12戦ポルトガルGP 4位
第13戦エミリア・ロマーニャGP 5位
第14戦トルコGP 4位
第15戦バーレーンGP 10位
第16戦サクヒールGP Ret.
第17戦アブダビGP 13位

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チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 バーレーンGP 3月26日(金) ~27日(土) 3月28日(日)
第2戦 エミリア・ロマーニャGP 4月16日(金) ~17日(土) 4月18日(日)
第3戦 ポルトガルGP 4月30日(金) ~5月1日(土) 5月2日(日)
第4戦 スペインGP 5月7日(金) ~ 8日(土) 5月9日(日)
第5戦 モナコGP 5月20日(木) ~22日(土) 5月23日(日)
第6戦 アゼルバイジャンGP 6月4日(金) ~5日(土) 6月6日(日)
第7戦 フランスGP 6月18日(金) ~ 19日(土) 6月20日(日)
第8戦 シュタイアーマルクGP 6月25日(金) ~26日(土) 6月27日(日)
第9戦 オーストリアGP 7月2日(金) ~ 3日(土) 7月4日(日)
第10戦 イギリスGP 7月16日(金) ~ 17日(土) 7月18日(日)
第11戦 ハンガリーGP 7月30日(金) ~31日(土) 8月1日(日)
第12戦 ベルギーGP 8月27日(金) ~28日(土) 8月29日(日)
第13戦 オランダGP 9月3日(金) ~ 4日(土) 9月5日(日)
第14戦 イタリアGP 9月10日(金) ~ 11日(土) 9月12日(日)
第15戦 ロシアGP 9月24日(金) ~25日(土) 9月26日(日)
第16戦 トルコGP 10月1日(金) ~ 2日(土) 10月3日(日)
第17戦 日本GP 10月8日(金) ~ 9日(土) 10月10日(日)
第18戦 アメリカGP 10月22日(金) ~ 23日(土) 10月24日(日)
第19戦 メキシコGP 10月29日(金) ~ 30日(土) 10月31日(日)
第20戦 サンパウロGP 11月12日(金) ~ 13日(土) 11月14日(日)
第21戦 オーストラリアGP 11月19日(金) ~ 20日(土) 11月21日(日)
第22戦 サウジアラビアGP 12月3日(金) ~ 4日(土) 12月5日(日)
第23戦 アブダビGP 12月10日(金) ~ 11日(土) 12月12日(日)

F1の視聴方法

DAZNでは2021年もF1™に加えて、F2、F3の全レースが配信予定。さらにF1™各グランプリの予選、決勝時にはオリジナル番組『F1 ZONE』が配信される。メインフィード、オンボードカメラ、タイムフィード、ドライバートラッカーの4つのフィードを一つの画面で見ることができる画期的な番組だ。

毎週水曜日には、新コンテンツ「WEDNESDAY F1 TIME」が配信される。コース紹介や各コーナーの攻略法を交えたレースプレビュー、レース後に注目のF1ドライバー、角田裕毅選手がレースを振り返る。

また、各グランプリ後の金曜日には、未公開映像を交えながら、F1™中継の解説を務める小倉茂徳氏と田中健一氏が、ビハインド・ザ・シーンで各レースを振り返る『F1 LAB(ラボ)』が配信され、レース以外の日でもF1™に触れることができる。

DAZNの月額料金は1,925円 (税込)。加入後は1ヶ月の無料体験期間がある。登録方法は以下の通り:

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