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【注目ドライバー】念願のメルセデス昇格が実現…新たなチャンピオン候補、英国の大器ジョージ・ラッセル|メルセデス|F1

読了時間 6分
2022-01-07 Russell Mercedes F1 Formula 1 Getty Images


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経歴

順風満帆なキャリアのスタート

英国ノーフォーク州で生まれたジョージ・ラッセルは、8歳からカートのキャリアをスタートする。めきめきと頭角を現したラッセルは、3年後2009年に国内のカート選手権で2冠を果たすと、翌年には3つの選手権でタイトルを獲得し、知名度を高めていった。

その後もカートで数々のタイトルを獲得したのち、2014年にフォーミュラ・ルノー2.0でシングルシーターデビュー。総合4位と上々の結果を残し、さらに同年に参戦したイギリスF4では見事にチャンピオンを獲得。F3へのステップアップを果たした。

2シーズンを過ごしたF3ではチャンピオンにはなれなかったものの、ルーキーシーズンに総合6位。翌2016年は勝ち星を増やして総合3位に入ったことでさらに評価を高め、メルセデスのジュニア・ドライバー・プログラム入りが発表された。

GP3→F2→F1へ毎年ステップアップ

2017年にはGP3に参戦。シーズンを通して上位争いを繰り広げ、4勝を挙げて初年度でタイトルを獲得。第9戦のベルギーGPフィーチャーレースでは、優勝に加えてポールポジションとファステストラップを記録する「ハットトリック」を達成した。

F2にステップアップした2018年もラッセルの勢いは留まるところを知らず、全24戦中11戦で表彰台を獲得し、2位ランド・ノリスに70ポイント近い差をつけ、参戦初年度でチャンピオンに輝いた。

王座をF2で争いながら、メルセデスのリザーブドライバーを務めていたラッセルだが、ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスが好成績を残すなかで、メルセデスのレギュラーシート獲得は叶わず、メルセデスのパワーユニットを使用するウィリアムズから2019年にデビューすることとなった。

競争力の劣るマシンで奮闘

ロバート・クビサをチームメイトに戦ったF1でのデビューシーズン、2019年は競争力の低いウィリアムズのマシンで奮闘するも、ライバルチームとの争いは苦戦を強いられた。ほぼすべてのレースでテールエンダーが定位置になりながらも、F1優勝経験を持つベテランの同僚に対しても、常に上回る速さを見せた。そのため、ラッセルの評価が下がるようなことはなかった。

2020シーズンは、ルーキーのニコラス・ラティフィをチームメイトに迎えた。ラッセルは下位チームながら目に見える奮闘を見せ、ウィリアムズのマシンを駆って予選では9度に渡ってQ2進出を果たした。

2020年第16戦はメルセデスからスポット参戦

2020-12-10 Russell Formula 1 F1 Sakhir

そして改めてその実力を示したのは第16戦サクヒールGPだ。このレースの直前、メルセデスのルイス・ハミルトンが新型コロナウイルス陽性となったため、レース欠場が確定。メルセデスはジュニア・ドライバー・プログラム育ちのラッセルをスポット参戦で起用することを公表。一方でウィリアムズはF2参戦中のジャック・エイトキンをラッセルの穴埋め役としてレースに送り出した。

ラッセルはチャンピオンマシンに乗り、サクヒールGPでは金曜から土曜にかけてのフリー走行でトップタイムを連発。だが予選では僅差でバルテリ・ボッタスに敗れ、2番手スタートとなった。なお、ラッセルがF1キャリアにおいて、予選で同僚に敗れたのはF1キャリア37戦目でこれが初のことだった。

決勝ではオープニングラップでボッタスを抜き、以降はラップリーダーとしてレースをリード。あわや初優勝かとも思える状況だったが、終盤に起こったまさかのピットミス+タイヤのパンクという不運の連続で順位を大きく下げ、そこからオーバーテイクを連発するも9位でレースを終えた。2ポイント+ファステストラップの1ポイントを奪取し、これがラッセルにとってここまで唯一のF1キャリア入賞となっている。

改めてF1でトップレベルの実力者であることを示したラッセルは2021シーズン、低迷するウィリアムズを再び浮上させることができるのか大きな期待を集めることになる。

プロフィール

ジョージ・ラッセル

2021-03-06 Russell George F1 Formula 1

1998年2月15日生まれ|イギリス国籍|ウィリアムズ(2019~2021)、メルセデス(2020※第16戦サクヒールGPのみスポット参戦、2022~)

通算成績(2021年終了時点)

  • 出走/60回 
  • 優勝/0回 
  • PP/0回 
  • FL/1回
チーム名 勝利数 年間成績
2019年 ウィリアムズ 0勝 20位
2020年 ウィリアムズ/メルセデス 0勝 18位
2020年 ウィリアムズ 0勝 15位

2021年の成績

  • 年間:16ポイント/15位
  • 優勝/0回
  • PP/0回
  • FL/0回
レース名 決勝順位
第1戦バーレーンGP 14位
第2戦エミリア・ロマーニャGP Ret.
第3戦ポルトガルGP 16位
第4戦スペインGP 14位
第5戦モナコGP 14位
第6戦アゼルバイジャンGP 17位
第7戦フランスGP 12位
第8戦シュタイアーマルクGP Ret.
第9戦オーストリアGP 11位
第10戦イギリスGP 12位
第11戦ハンガリーGP 8位
第12戦ベルギーGP 2位
第13戦オランダGP 17位
第14戦イタリアGP 9位
第15戦ロシアGP 10位
第16戦トルコGP 15位
第17戦アメリカGP 14位
第18戦メキシコGP 16位
第19戦サンパウロGP 13位
第20戦カタールGP 17位
第21戦サウジアラビアGP Ret.
第22戦アブダビGP Ret.

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チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 バーレーンGP 3月18日(金) ~19日(土) 3月20日(日)
第2戦 サウジアラビアGP 3月25日(金) ~26日(土) 3月27日(日)
第3戦 オーストラリアGP 4月8日(金) ~4月9日(土) 4月10日(日)
第4戦 エミリア・ロマーニャGP 4月22日(金) ~ 23日(土) 4月24日(日)
第5戦 マイアミGP 5月6日(木) ~7日(土) 5月8日(日)
第6戦 スペインGP 5月20日(金) ~21日(土) 5月22日(日)
第7戦 モナコGP 5月27日(金) ~ 28日(土) 5月29日(日)
第8戦 アゼルバイジャンGP 6月10日(金) ~11日(土) 6月12日(日)
第9戦 カナダGP 6月17日(金) ~ 18日(土) 6月19日(日)
第10戦 イギリスGP 7月1日(金) ~ 2日(土) 7月3日(日)
第11戦 オーストリアGP 7月8日(金) ~9日(土) 7月10日(日)
第12戦 フランスGP 7月22日(金) ~23日(土) 7月24日(日)
第13戦 ハンガリーGP 7月29日(金) ~ 30日(土) 7月31日(日)
第14戦 ベルギーGP 8月26日(金) ~ 27日(土) 8月28日(日)
第15戦 オランダGP 9月2日(金) ~3日(土) 9月4日(日)
第16戦 イタリアGP 9月9日(金) ~ 10日(土) 9月11日(日)
第17戦 ロシアGP 9月23日(金) ~ 24日(土) 9月25日(日)
第18戦 シンガポールGP 9月30日(金) ~10月 1日(土) 10月2日(日)
第19戦 日本GP 10月7日(金) ~ 8日(土) 10月9日(日)
第20戦 アメリカGP 10月21日(金) ~ 22日(土) 10月23日(日)
第21戦 メキシコGP 10月28日(金) ~ 29日(土) 10月30日(日)
第22戦 サンパウロGP 11月11日(金) ~ 12日(土) 11月13日(日)
第23戦 アブダビGP 11月18日(金) ~ 19日(土) 11月20日(日)

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