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【2022】手に汗握る超高速公道コースのバクー決戦…第8戦アゼルバイジャンGP|開催日程・放送予定

読了時間 5分
2021-06-13 Perez Hamilton F1 Formula 1 Getty Images


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2021シーズンのF1は新型コロナウイルスの影響もあり、日本やシンガポール、カナダ、オーストラリアなどでの開催が断念する運びに。それでも全世界を転戦し、全22レースを消化した。

迎えた2022年は全23戦で実施される予定だったが、2月24日にロシアがウクライナに軍事侵攻を行ったことから、ロシアGPが開催中止に。その後代替開催を断念し、昨季と同様に全22戦で行われることが確定した。

F1第8戦アゼルバイジャンGP 概要

波乱のモナコGPを経て、わずかに広がった首位レッドブルとフェラーリの差。そして、グランプリを重ねるごとに存在感を強める“レッドブル第二の男”セルジオ・ペレス。世界最速の市街地サーキットで行われるアゼルバイジャンGPで、彼らの立ち位置はどう変化するのか。

前戦のモナコGPではフェラーリのシャルル・ルクレールが2年連続のポールポジションを獲得したことで、悲願の母国初優勝は盤石かと思われた。

しかし、決勝ではスタート前から雨が降り出し、ウェットからドライへとめまぐるしく路面コンディションが変化する難しい展開の中で、フェラーリに戦略上のミスが発生。これが原因となり、ルクレールは4番手に後退し、表彰台すら逃すまさかの結末となってしまった。

勝利を収めたのは、今シーズン初優勝にしてモナコ初制覇となったペレス。ここまでリタイアとなった開幕戦を除く全てのレースで4位以内と安定感を見せていたが、ここぞという勝負どころで最高の結果を残した。

これにより、レッドブルとフェラーリの差は36ポイントに開き、ドライバーズランキングでも2位ルクレールと3位ペレスの差は6ポイントに縮まった。さらに首位マックス・フェルスタッペンまでも15ポイント差と、これまでチームプレーに徹していた男は一気にタイトル争いのメインキャストに名乗りを上げた。ペレスとて2番手に甘んじるつもりは毛頭ないはずで、今後は現王者フェルスタッペンとのチーム内での争いにも注目が集まりそうだ。

次戦の舞台となるバクー市街地サーキットは、同じ公道を使用するコースとはいえ、抜けない低速のモナコとは様相が一変する。ターン20からターン1までの2km超に及ぶ超ロングストレートは、3台のマシンが並ぶことも可能だ。アクセル全開で駆け抜けるこの区間での最高速は350km/hを超え、オーバーテイクも起こりやすい。

反面、旧市街を走るセクションでは道幅がわずか7mしかない部分や、モナコのような低速コーナーも備えていて、各チームは最適なセッティングを見つけるのに頭を悩ませるだろう。

また、波乱が起きやすいのもアゼルバイジャンGPの特徴だ。2017年のセバスチャン・ベッテルとルイス・ハミルトンの接触や、2018年のレッドブル勢の同士討ちなど、時として予測不能な事態が起こる。

昨年もトップを走っていたフェルスタッペンが突如タイヤバーストによりクラッシュを喫した。さらに、その赤旗中断後に再開したレースではハミルトンがターン1でオーバーランするなど、印象に残るシーンが数多くあった。そして、この波乱のレースを制したのは、これがレッドブル移籍後の初勝利となったペレス。モナコ勝者として歴史に名を刻んだペレスは、思い出深いバクーの地で再び勝利を掴めるか。レッドブルとフェラーリによるタイトル争いだけでなく、チーム内での序列争いにも影響を及ぼしそうなアゼルバイジャンGPは必見だ。

アゼルバイジャンGPの成り立ち

2021-05-22 2019 Azerbaijan Circuit F1 Formula 1

アゼルバイジャンにF1が初上陸したのは2016年。ロシアとカスピ海に接するこの小国は、産油国として急激な経済発展を遂げ、近代的なビル群と古い城壁都市の建築物が並び立っている。

ヨーロッパからは地理的に近く、新しい国での開催を希望するF1側と、ヨーロッパをはじめ外国からの観光客誘致に取り組む現地の主催者の利害が一致して、グランプリ開催が決定した。初年度は「ヨーロッパGP」の名称で行われ、翌年から「アゼルバイジャンGP」として現在に至っている。

ユニークなコースレイアウトは、数多くのサーキットを手掛けるヘルマン・ティルケが、首都バクー市街地の公道を基に設計。2kmを超える特徴的なストレートを持つ「超高速・市街地サーキット」というこれまでにない、新しいタイプのサーキットを完成させた。

毎年リタイアが多いグランプリとして知られており、意外なドライバーが表彰台に上がるなど、波乱は必至。国を挙げての後押しもあり、2023年までの開催は決定しているため、今後もスペクタクルなレースが見られることだろう。

レース開催日程・DAZN配信予定

第8戦アゼルバイジャンGP/バクー市街地コース

※解説・実況は変更になる可能性があります。

日時 内容 解説・実況
6月10日(金)
20:00
フリー走行
1回目
解:柴田久仁夫
実:笹川裕昭
6月10日(金)
23:00
フリー走行
2回目
解:田中健一
実:笹川裕昭
6月11日(土)
20:00
フリー走行
3回目
解:小倉茂徳
実:サッシャ
6月11日(土)
23:00
予選 解:中野信治
実:サッシャ
6月12日(日)
20:00
決勝 解:中野信治
実:サッシャ

サーキット(バクー市街地コース)

2021-05-22 Azerbaijan Circuit F1 Formula 1

カスピ海沿いを猛スピードで駆け抜ける2キロ近い超ロングストレートなどの高速エリアと、世界遺産に登録された狭い旧市街地を周る低速エリアを併せ持つ、ユニークな市街地コースだ。レースは51周で決する。

セクター1はストレートと90度コーナーをつないだレイアウト。非常に狭いコース幅とアップダウンのあるテクニカルなセクター2を抜けると、セクター3は曲がりの小さいコーナーがあるものの、ほぼ全域をフルスロットルで走り抜ける。

オーバーテイクポイントはターン1。長いストレートの影響で、ある程度離れていてもスリップストリームが効くこともあり、追いつくことができれば抜き去ることは比較的容易と言える。しかし、ガードレールに囲まれた市街地コースのため、その他のポイントでのオーバーテイクはあまり見られない。

過去のレースを見ると、トップスピード重視のセッティングが有利とされており、やはりエンジンパワーがものをいう。僅差でひしめくレッドブルPT・フェラーリ・メルセデス・ルノーの力比べが見られることだろう。

また、ウォールに囲まれた市街地コースであることから、セーフティーカー導入となる可能性も十分にある。2017年にはセーフティーカーのタイミングで、ルイス・ハミルトンのブレーキングにいら立ったセバスチャン・ベッテルが追突してしまうというアクシデント&心理戦も繰り広げられた。

そして2021年にはマックス・フェルスタッペンとランス・ストロールがタイヤバーストにより突如リタイアするという事態も。13インチから18インチに規定が変わったとはいえ、タイヤの使い方も一つのポイントとして注目したい。

2021年のレース結果

2021-06-12 Hamilton Perez F1 Formula 1

決勝のスタート直後に大きな混乱はなく、シャルル・ルクレール、ルイス・ハミルトン、マックス・フェルスタッペンの順番でオープニングラップを終えるが、2周目の終わりに2番手ハミルトンがルクレールを直線でパスし、トップに踊り出る。

その後フェルスタッペン、ペレスもルクレールを抜き、先頭ハミルトンからフェルスタッペン、ペレスの順番となる。 7番手スタートの角田裕毅はフェルナンド・アロンソに抜かれ、ポジションを8番手に落としてレースを進めることに。角田は6周目の終わりにアロンソを抜いて7番手にポジションを戻し、9周目の終わりにはソフトからハードタイヤへと履き替えた。 10周目にハミルトンがハードタイヤに履き換え、その間にフェルスタッペンがプッシュ。フェルスタッペンは12周目の終わりにタイヤ交換を行い、ハミルトンの前でレースに復帰する。13周目の終わりにペレスがピットに入り、ハミルトンを抜いて実質2番手でコースに復帰した。

これで上位勢は早くもピットインを終え、あとはハードタイヤで最後まで走り切る流れとなる。 31周目、スタート時からハードタイヤでロングランを敢行していたランス・ストロールが、突如左リアのタイヤバーストによりクラッシュ。レースはすぐさまイエローフラッグとなり、セーフティーカー導入となった。

セーフティーカーは35周目の終わりでクリアに。再開後はフェルスタッペン、ペレス、ハミルトンの順番でレースはそのまま終盤へ。 だが46周目の終わり、先頭を走っていたフェルスタッペンが直線で突如左リヤのタイヤバースト。終盤に優勝を逸する形になったフェルスタッペンはマシンを降りた後、感情を抑えきれずに破裂した左タイヤを蹴った。

残り5周でセーフティーカー導入となった後、レースは残り2周でレッドフラッグ移行となり、全車一時ピットイン。 50分ほどの中断を経て再びレース再開となり、そこからは残り2周のスプリントレースとなる。

各車が再びグリッドに着いて、そこからスタンディングスタート。ハミルトンが1コーナーでインを突きトップを奪うも、オーバースピードでそのままコースアウト。ペレス、セバスチャン・ベッテル、ピエール・ガスリーの順番となった。 角田は再開後にランド・ノリス、アロンソに抜かれて順位を7番手に落としてしまう。 そのままフィニッシュチェッカーとなり、ペレスがレッドブル加入後初優勝を果たした。2位ベッテル、3位ガスリーが表彰台に上がっている。

4位ルクレール、5位ノリス、6位アロンソと続いて角田裕毅は7位フィニッシュ。開幕戦バーレーンGP以来2度目の入賞を果たしている。

■2021年第6戦アゼルバイジャンGP決勝結果
1/セルジオ・ペレス/レッドブル/3:33.686
2/セバスチャン・ベッテル/アストンマーティン/+1.385
3/ピエール・ガスリー/アルファタウリ/+2.762
4/シャルル・ルクレール/フェラーリ/+3.828
5/ランド・ノリス/マクラーレン/+4.754
6/フェルナンド・アロンソ/アルピーヌ/+6.382
7/角田裕毅/アルファタウリ/+6.624
8/カルロス・サインツ/フェラーリ/+7.709
9/ダニエル・リカルド/マクラーレン/+8.874
10/キミ・ライコネン/アルファロメオ/+9.576
11/アントニオ・ジョビナッツィ/アルファロメオ/+10.254
12/バルテリ・ボッタス/メルセデス/+11.264
13/ミック・シューマッハ/ハース/+14.241
14/ニキータ・マゼピン/ハース/+14.315
15/ルイス・ハミルトン/メルセデス/+17.668
16/ニコラス・ラティフィ/ウィリアムズ/+42.379
Ret./ジョージ・ラッセル/ウィリアムズ/+2 LAPS
Ret./マックス・フェルスタッペン/レッドブル/+5 LAPS
Ret./ランス・ストロール/アストンマーティン/+21 LAPS
Ret./エステバン・オコン/アルピーヌ/+47 LAPS

2021-06-12 Verstappen F1 Formula 1

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チーム・ドライバー

日程・番組表

  レース フリー走行・予選 決勝
第1戦 バーレーンGP 3月18日(金) ~19日(土) 3月20日(日)
第2戦 サウジアラビアGP 3月25日(金) ~26日(土) 3月27日(日)
第3戦 オーストラリアGP 4月8日(金) ~4月9日(土) 4月10日(日)
第4戦 エミリア・ロマーニャGP 4月22日(金) ~ 23日(土) 4月24日(日)
第5戦 マイアミGP 5月6日(木) ~7日(土) 5月8日(日)
第6戦 スペインGP 5月20日(金) ~21日(土) 5月22日(日)
第7戦 モナコGP 5月27日(金) ~ 28日(土) 5月29日(日)
第8戦 アゼルバイジャンGP 6月10日(金) ~11日(土) 6月12日(日)
第9戦 カナダGP 6月17日(金) ~ 18日(土) 6月19日(日)
第10戦 イギリスGP 7月1日(金) ~ 2日(土) 7月3日(日)
第11戦 オーストリアGP 7月8日(金) ~9日(土) 7月10日(日)
第12戦 フランスGP 7月22日(金) ~23日(土) 7月24日(日)
第13戦 ハンガリーGP 7月29日(金) ~ 30日(土) 7月31日(日)
第14戦 ベルギーGP 8月26日(金) ~ 27日(土) 8月28日(日)
第15戦 オランダGP 9月2日(金) ~3日(土) 9月4日(日)
第16戦 イタリアGP 9月9日(金) ~ 10日(土) 9月11日(日)
第17戦 シンガポールGP 9月30日(金) ~10月 1日(土) 10月2日(日)
第18戦 日本GP 10月7日(金) ~ 8日(土) 10月9日(日)
第19戦 アメリカGP 10月21日(金) ~ 22日(土) 10月23日(日)
第20戦 メキシコGP 10月28日(金) ~ 29日(土) 10月30日(日)
第21戦 サンパウロGP 11月11日(金) ~ 12日(土) 11月13日(日)
第22戦 アブダビGP 11月18日(金) ~ 19日(土) 11月20日(日)

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