2025年のプロ野球シーズンがいよいよ開幕。DAZNでは「#オレをみろ」を今季のテーマに掲げ、選手一人ひとりに注目した動画「1分ストーリーズ」を用意した。プロ野球を描き続ける11球団それぞれの“推し”ライターが、各チームにおける今シーズン注目選手を「オレをみろ」のテーマでコラム計50本以上執筆。その世界観を音と映像で表現する。ナレーションには元MOROHAのアフロ氏を起用。選手たちをより深く知るためのエピソードを、かつてない世界観で体感できる試みとなる。DAZN Newsではその元になったコラムを3月17日から順次公開する。2025年シーズン、誰を推すか準備はできているか? 迷っても、迷わなくても「オレをみろ」。
米球界挑戦の旅はわずか1年だった。
【動画はこちら】#オレをみろ「茨の道をゆく 」【ソフトバンク|上沢直之】
「自分の中で(米球界に)適応しようとした中で、いろいろ試したり吸収しようとしているうちに、自分の強みが分からなくなってしまった。そういった状態でもう1回アメリカで挑戦しても自分のレベルアップに繋がるのかなって考えたときに、もう1回日本の球界に挑戦して、自分の再構築やレベルアップをするのが必要かなと思った。アメリカに挑戦する前はまさか1年で戻るなんて思ってなかったけど、こういう決断になりました」
上沢の言う自分の強みとは。
それは“力感のない剛速球”。どうすればバッターが打ちづらいボールを投げられるかと考えた結果、求めたのはフォームとボールのギャップだった。なるべくゆったりしたフォームで強い球を投げる。それが独特の間合いを生み、打者を手こずらせるのだ。
また、ホークスへの入団会見の際に「日本球界に挑戦する」という言葉を繰り返した。メジャーにわたる選手が口にするのは当たり前のように耳にしたが、日本に戻ってくる選手でそんな風に話した選手はほかに記憶がない。
「戻ってきて、それで簡単に成績を残せるような世界じゃないと僕は思っています。なので、僕にとっては挑戦というか、もう1回しっかり自分の投げるポジションとかを掴み取らないといけない。だからそういうイメージです」
NPB通算70勝を誇る実力者だが、米球界は苦労しかなかった。レイズとマイナー契約を交わした。3月にレッドソックスへ移籍するも、メジャー登板は2試合のみ。シーズン終盤には右肘も故障した。
「日本に挑戦する以上、もう1回アメリカに、などという気持ちでやっても絶対にうまくいかないと思う。まずはホークスのために頑張ることが大切。1年で帰ってきて、僕のアメリカでの挑戦を応援していただいた方には本当に申し訳なく思いますけど、この経験が必ず無駄ではなかったとなるように過ごしていきたいと思います」
日本ハムからポスティングシステムを利用して移籍したにもかかわらず、古巣復帰せずに、ましてや同一リーグのライバル球団を選んだことについて波紋を呼んだ。
「もちろん、そこは分かっていました。でも、その中でもホークスを、僕が最後にしっかりと決断して選んだ道なので。様々な声が上がるのはわかっていましたけど、これが良い決断だったと思えるように、これからのプレーや自分の野球で示していけたらと思っています」
文=田尻耕太郎
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