DAZNは現在、初のリアリティショー『THE ANNOUNCER -スポーツ実況者オーディション-』を配信している。
これは未来のスポーツ実況者を発掘・育成を目指すオーディション型プロジェクトで、19歳から55歳までの男女30人が参加。グランプリ受賞者は来季のDAZNによるNPB配信で実況席に座る権利を得る。
3次選考を通過した7人の候補者たちは、4次選考として11月23日からDAZNで配信がスタートしたジャパンウィンターリーグ(JWL)の実況に挑戦することになる。いよいよ実戦の場に立つことになる候補者たちは、どんな思いでその時を迎えるのか。この記事では、4次選考に残った候補者7名のうち、2名を紹介する。

東京都在住 大学生
11月29日(土)10:00 オリオンズ vs ブレイズ
12月3日(水)10:00 オリオンズ vs エイサー
12月4日(木)14:00 オリオンズ vs ストリングス
12月10日(水)10:00 エイサー vs レキオス
――オーディションに応募したきっかけは?
実況者になって、人を“ワクワクさせたい”という思いを以前から持っていました。そんな中、所属している自主マスコミ講座で DAZNのオーディションの募集を知り、事務局から「実績を作りにいきなさい」と背中を押されたことがきっかけです。
――普段はどんな生活を送っていますか?
大学生ではありますが、浅草で人力車を引くアルバイトをしたり、メディアのカメラマンアシスタントとして取材現場に同行したり、東都大学野球の実況に携わったりと、日々とても充実しています。特に取材現場では、アナウンサーの方々の立ち居振る舞いや取材前の準備を間近で見られるため、自分の実況に生かしたいと思うことが多いですね。地元から東京に出てきたからこそ得られる経験が多く、DAZN のオーディションをはじめ、一つひとつの現場が確かな成長につながっていると実感しています。
――ここまでのオーディションで気づきはありましたか?
審査の中で「1カ月後には商品にならなければいけない」「早く個性を見せなければいけない」と繰り返し言われる環境に身を置いたことで、自分の強みや個性と向き合う姿勢が前倒しになったと感じています。
――実況で注目してほしいポイントや意気込みを聞かせてください。
自分の特徴として、“熱さ”や“昭和気質”のパッションがあります。そうしたエネルギーは、実況の言葉にも自然と表れると思っています。高校時代には三塁ランナーコーチをやっていました。名前は”中村悠平”とキャッチャー向きなんですけどね(笑)。その経験で培った「状況判断」や「先の展開を読む力」も、自分の大きな強みです。また、主観で決めつけるのではなく、考えられる選択肢を提示し、視聴者に考えてもらうスタイルの実況を理想としています。自分らしい“先を読む視点”と“パッション”の両方を、しっかり表現していきたいです。

東京都在住 大学生
11月29日(土)14:00 ロックス vs ストリングス
11月30日(日)10:00 エイサー vs レキオス
12月10日(水)14:00 オリオンズ vs ロックス
12月11日(木)10:00 レキオス vs オリオンズ
――オーディションに応募したきっかけは?
おもしろそうだなって。好奇心ですね。普通に大学生活を送っていると、オーディションってなかなかないじゃないですか。一般的にはミスコンとかミスターコンがありますけど、そういう感じでもないし(笑)。小学生の頃に運動会の実況を担当したことがあって、それが楽しかったというのもあって、ダメ元で応募しました。
――普段は何をしていますか?
ちゃんと授業に行く学生です。毎朝、1限に間に合うように学校に行って、終わったら友だちと遊んだり、バイトやサークルに行ったりしています。医学部というと実習が長いと思われがちですが、案外18時までには終わっているので、だいたいの阪神戦(年間100試合くらい)を見ながら勉強したり、ご飯を作ったりして0時くらいには寝ています。
――ここまでのオーディションで気づきはありましたか?
同じ参加者の実況を聞いてみて、人によってそのスタイルが違うなと。あと、実況って、普段の中継だと意識しないと流れていってしまうものなんだなと気づきました。
――本番の実況に向けて取り組んでいることはありますか?
起こったことを頭で認識して、文章にすることはできるんですが、文章と文章の間が止まってしまいますし、いざしゃべりだすと抑揚が上がりすぎているので、そこに苦戦しています。プロの実況を聞いてみると、文章ではなく単語だったりもするので、そういうのもいいのかなと考えています。
――実況で注目してほしいポイントや意気込みを聞かせてください。
注目ポイントをこれから見つけていくフェーズなのかなと思っています。ただ、残っている7人の中で、僕が唯一プロとして人に何かを伝えるとか、配信で話すといった経験がないんです。来年以降にDAZNでこの企画があるとして、DAZNの商品として売れないレベルの実況をしてしまうと「ド素人には任せられないな」と思われてしまう。来年以降、経験のない人への審査がより厳しくなってしまう可能性があるので、責任を感じています。