今季1得点の「グリーリッシュのことは聞くな」マンチェスター・Cグアルディオラ監督が背番号10の移籍に言及

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がFWジャック・グリーリッシュについて言及した。25日、『BBC』が伝えた。

今季プレミアリーグを3位でフィニッシュし、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を確認したシティ。来季の王座奪還に向けて、グアルディオラ監督がクラブに人員整理を求めたことなどから、今季リーグ戦20試合1得点の活躍に留まり、最終節でも出番のなかったグリーリッシュの去就に注目が集まっている。

グアルディオラ監督は「ジャックのことは聞くな。誰がジャックに満足していないと言った？」と報道陣をけん制した。

「ジャックに対して個人的な恨みはない。彼がここに来るために戦ったのは私だし、今シーズンも来シーズンもここにいてくれるように戦ったのも私だ。『ジャック・グリーリッシュが欲しい』と言ったのも私だ」

2021年にアストン・ヴィラからシティへ加入し、2022-23シーズンにはプレミアリーグ、CL、FAカップのトレブル（三冠）達成に大きく貢献したが、それ以降は調子を取り戻すのに苦労しており、過去2シーズンのプレミアリーグではわずか4ゴールしか決めていない。

指揮官は「もちろん、ジャックはプレーしなければいけない。彼は信じられないほど素晴らしい選手で、3日に1回はサッカーをしなければいけないんだ。今シーズンも昨シーズンもそれができなかった」と信頼を強調した上で、「彼は私たちのチームで、あるいは他の場所で、プレーする必要がある。これはジャック、彼の代理人、そしてクラブが問うべき問題だ。彼が残留すれば問題はないだろう。彼はここに来た初日から戦ってきた」と、同選手の移籍を完全には否定しなかった。