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【コラム】阪神・佐藤輝明vs楽天・田中将大の好勝負で交流戦開幕。虎の主砲が逆襲キーマン|プロ野球

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2022-04-29-npb-Tigers-T.Sato 時事通信


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熱いマッチアップから戦いの火ぶたが切られる。虎の交流戦開幕となる5月24日の楽天戦(甲子園)。最大の注目はやはり「テルvsマー君」だ。

阪神・佐藤輝明内野手(23)が初戦の相手先発の田中将大投手(33)との再戦へ、武者震いした。

「いや~もう、大投手です。まあ、(対戦が)1回だけじゃわからないので、しっかり映像とかを見ながらやっていきたい。楽しみです」

杜の都(もりのみやこ)に架けたアーチは色あせない。昨年、ドラフト4球団競合の末、鳴り物入りでタテジマに袖を通した金の卵は開幕からポテンシャルを存分に発揮して交流戦に突入。米大リーグ・ヤンキースで活躍し、楽天に電撃復帰した田中将も「素晴らしい活躍を1年目からしている」と警戒心を強める中、6月12日の楽天生命パークで“初顔合わせ”となった。

第1打席は内角直球に詰まって中飛に倒れたものの、2打席目にその真っすぐを右前にはじき返し、迎えた6回2死の第3打席。左の長距離砲はスプリット2球で簡単に追い込まれながらも動じない。3球目の伝家の宝刀・膝元スライダーを豪快にすくい上げると打球はきれいな弧を描いて右翼席に吸い込まれた。

規格外ルーキーが「ちょっと詰まっていましたけど、しっかり当たったんで入ったかなと思いました。日本を代表する田中投手から打てたことも素直にうれしい」と喜べば、日米通算179勝(当時)を誇る右腕も「ボールも特に投げミスとかではなくて。甘い球ではなかったと思うので、うまく打たれた」と実力を認めた。しかも、これが交流戦での新人最多を更新する6本目の本塁打で、同最多タイの12打点目だった。球界を代表する投手から節目の記録を刻むあたりも“大物感”を漂わせた。

あの衝撃からはや1年──。佐藤輝は猛虎の顔となり、ここまで47試合に出場して打率2割8分8厘、10本塁打、24打点の好成績。2年目のジンクスとは無縁の成長を遂げている。田中将も7試合に登板し、4勝2敗、防御率1.89と首位のイヌワシ軍団を力強くけん引する。今度は舞台を甲子園に移して、どんな第2ラウンドが繰り広げられるのか。語り継がれる名勝負になるのか。ともに、女性アイドルグループ・ももいろクローバーZのファンである“モノノフ対決”から目が離せない。

もちろん、4番を担う若き大砲にとってはチームを勝利に導くことが至上命題だ。阪神はリーグ戦で17勝29敗1分けと出遅れ、首位ヤクルトと10.5ゲーム差の最下位。それでも、5月20日からの巨人3連戦(甲子園)で宿敵に連勝して流れはいい。昨シーズンは交流戦2位の11勝7敗と奮闘し、楽天との対戦でもスイープに成功。勢いに乗る条件は整っている。

今季限りでの退任を表明している矢野監督が「ある程度、交流戦に向けて臨む形というのは全員でつくってくれたというのはある。自分たちの野球をやりきること、それが大事かなと思います」と“最後の交流戦”での巻き返しへ意気込めば、主軸を務める逆襲のキーマンも自覚十分だ。

「まあ、他のチームはどうこうというより勝つしかないので。対戦相手も変わりますが、自分としては、自分のバッティングだったりスイングをしていきたいと思います」

力対力。剛腕ぞろいのパ・リーグの好投手を打ち砕いていく。豪快なフルスイングで虎党のみならず、全国の野球ファンを再び魅了する。指揮官が反攻のテーマに掲げる「勝利のビッグウェーブ」を生むためにも重要な初陣。「テルvsマー君」から熱戦が幕を開ける。

文・小松真也

1985年7月6日生まれ。36歳。18年に報知新聞社に入社。プロ野球遊軍記者を経て、20年から阪神担当。

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