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【注目選手】アルゼンチン産の天才レフティ、ジョバンニ・ロ・チェルソ | トッテナム | プレミアリーグ

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2020-12-16-Giovani Lo Celso-Tottenham (C)Getty Images

アルゼンチンの天才レフティが、ついに大きな舞台で真価を発揮し始めた。ジョバンニ・ロ・チェルソ――。イングランドの強豪トッテナムが、クリスティアン・エリクセンの後継者として白羽の矢を立てた新世代のプレーメーカーである。

若くしてその才能を認められていたロ・チェルソだが、ここまでのキャリアは決して順風満帆ではなかった。2016年夏にアルゼンチンのロサリオからパリ・サンジェルマン(PSG)入りを果たしたロ・チェルソは、同年いっぱい母国クラブにレンタルで在籍した後、2017年1月にフランスへ。しかし、1年目は多士済々のチームの中、ポジション争いで苦戦し、ほとんど試合に出場できなかった。

2年目のシーズン中盤以降に定位置を確保し、公式戦48試合に出場して6ゴール7アシストをマークしたロ・チェルソだが、彼を重用したウナイ・エメリ監督がPSG指揮官を退任すると状況が一変。後任のトーマス・トゥヘル体制で新たなスタートを切るクラブの中で放出候補となり、ロ・チェルソはベティスへのレンタル移籍を余儀なくされたのだ。

“都落ち”と言える状況となったロ・チェルソだが、スペインの地で腐ることなく前を向くと、自らのクリエイティビティな能力をフルに発揮する。キケ・セティエン監督の下、攻撃的かつ流動性あるフットボールにジャストフィットし、トップ下に近いポジションで躍動。公式戦46試合16ゴール6アシストという特筆すべき成績を残した。

再びビッグクラブの注目を集めることになったロ・チェルソ。そこに目を付けたのが、退団希望を表明していた司令塔エリクセンの後釜を探していたトッテナムだった。2019年夏のレンタル移籍でトッテナムに加入したロ・チェルソは、シーズン序盤こそ負傷により出遅れ、そのうえ不調のチームの中でなかなか本領を発揮できず。それでも年明け、ジョゼ・モウリーニョ体制となってエリクセンが退団すると、チームに創造性をもたらす貴重な存在として自身の価値を証明し始め、クラブに買い取りオプションを行使させてみせた。

移籍金は、推定2700万ポンドという高額。しかし、そのキャリアにおいて見事な慧眼を発揮してきたモウリーニョ監督は、ロ・チェルソにその価値があると絶対の自信を持つ。

「私が就任した時、ロ・チェルソはほとんどプレーしていなかった。私もすぐには凄さを理解できなかったが、3~4カ月経ってわかった。彼は凄まじい選手だ。次のシーズンには確実に大きなものを与える存在になっている」(イブニング・スタンダード紙)

昨季にチャンピオンズリーグ(CL)ファイナリストとなったトッテナムだが、今季は中断前のプレミアリーグで8位と不調。ロ・チェルソが、今後の浮沈の鍵を握る重要人物の一人になるのは間違いなさそうだ。

プレースタイル

足下のテクニックと確かな基本技術を備えており、セントラルのポジションならばPSG時代のアンカー的なプレーも、ベティス時代のアタッカー的なプレーもこなせる万能タイプ。それでも、彼が最も輝きを放つのは、攻撃的なポジションで自由を与えられた時だ。

ボールを引き出し、ベテランのように冷静にパスをさばいたかと思えば、推進力あるドリブルで自らゴールに向かって仕掛け、強烈なシュートを放つ。パス、ドリブル、シュートの全てが高水準で、その左足で魔法のようなプレーを連発する。まだ24歳と伸びしろも十分。今の想像性溢れるスタイルに強度や一貫性が加わり、より洗練されれば、末恐ろしいプレーヤーとなるはずだ。

動画:プレー&ゴール集

プロフィール・経歴

ジョバンニ・ロ・チェルソ/Giovani Lo Celso
1996年4月9日生まれ 177cm・68kg 利き足:左

シーズン 所属クラブ 出場・得点
2015 ロサリオ・セントラル 13試合・0得点
2016 ロサリオ・セントラル 14試合・2得点
2016-17 パリ・サンジェルマン 4試合・0得点
2017-18 PSG 33試合・4得点
2018-19 ベティス 32試合・9得点
2019-20 トッテナム 28試合・0得点
2020-21 トッテナム 11試合・1得点

※成績は国内リーグ(2021年2月10日現在)

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