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【注目選手】晩成型メキシカンストライカー、ラウール・ヒメネス | ウォルヴァーハンプトン | プレミアリーグ

読了時間 4分
2020-11-8-Raul Jimenez-Wolverhampton (C)Getty Images

ストライカーには得てして30代手前でブレークする遅咲きの選手がいるが、ウルブス(ウィルヴァーハンプトン)で活躍するメキシコ代表FWラウール・ヒメネスもその類の選手だろう。

1991年生まれのヒメネスは、2010年に母国クラブであるクラブ・アメリカでトップチーム昇格を果たすと、2012年にはロンドン五輪に出場。レギュラーではなかったものの、チームの一員として金メダルを獲得した。

2014年にはフル代表としてブラジル・ワールドカップ(W杯)に出場し、名門アトレティコ・マドリードに加入。しかし、ラ・リーガでは21試合に出場するも1ゴールと振るわず、翌シーズンにはベンフィカに活躍の場を求めた。

ベンフィカでは3シーズンで公式戦120試合に出場して31ゴールとまずまずの結果を残したが、超一流への殻を破ることはできず、年齢も20代後半に。しかし、ウォルヴァーハンプトンにレンタル移籍した2018-19シーズンがヒメネスの転機となった。

ヌーノ・エスピリト・サント監督は、自身の母国であるポルトガル人選手中心のチームを作り上げ、ヒメネスを前線の軸に。その中でヒメネスは得意のポストワークと空中戦の強さを存分に発揮。ベンフィカでの経験を最大限に活かし、公式戦44試合で17ゴール8アシストという素晴らしい成績を残した。

そして、リーグ戦の全得点のうち48%に関与するなどウルブスの7位躍進に貢献したヒメネスは、完全移籍を勝ち取ることに成功。中堅クラブのウルブスが3000万ポンドという高額を支払ったことからも、いかに大きな評価を得たのかがわかるだろう。

その期待に応えるように、ヒメネスは2019-20シーズンも躍動。中断前までの公式戦44試合で22ゴール10アシストという前シーズンを上回る成績をマークしている。そして今では、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、アーセナルのほか、海外クラブからの興味も伝えられるほどになった。

「毎日、僕の獲得を望むクラブの噂が色々出ている。落ち着きを保たなければいけない。それらの話は、今僕がうまくやれているからだ。イングランドでうまくやり続けたいし、現在は幸せだよ」

そう語り、地に足をつけているヒメネスだが、一方で、「もし、レアル・マドリードやバルセロナからオファーが来ていると言われれば、そんな機会を放っておくことはどんな選手でも難しいことだ」と、その野心も隠さない。晩成型メキシカンストライカーのウルブスでのプレーと、今後のさらなる飛躍から目が離せない。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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プレースタイル

恵まれたサイズと決定力が売りの、いわゆる9番タイプのストライカー。大柄の割にスピードも十分で、スペースへの抜け出しやサイドに流れるプレーも多い。強靭なフィジカルを活かしたポストワークの確度は抜群。ベテランらしく状況判断にも優れ、的確なラストパスで味方にアシストする能力も非凡だ。また、ボックス内では、190センチの長身を活かした空中戦の強さで制空権を掌握。高さだけでなくヘディング技術も高く、セットプレー際には常に相手の脅威になることができる。

動画:プレー&ゴール集

プロフィール・経歴

ラウール・ヒメネス/Raul Jimenez
1991年5月5日生まれ 190cm・76kg 利き足:右

シーズン 所属クラブ 出場・得点
2011-12 クラブ・アメリカ 18試合・2得点
2012-13 クラブ・アメリカ 39試合・14得点
2013-14 クラブ・アメリカ 35試合・16得点
2014-15 クラブ・アメリカ 4試合・4得点
2014-15 アトレティコ・マドリード 21試合・1得点
2015-16 ベンフィカ 28試合・5得点
2016-17 ベンフィカ 19試合・7得点
2017-18 ベンフィカ 33試合・6得点
2018-19 ウォルヴァーハンプトン 38試合・13得点
2019-20 ウォルヴァーハンプトン 38試合・17得点
2020-21 ウォルヴァーハンプトン 10試合・3得点

※成績は国内リーグ(2021年2月15日現在)

日程結果・順位表

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