【2021-2022】ユヴェントス ｜ 選手名鑑 ｜ セリエA

チーム情報

セリエAの連覇は「9」で止まり、アンドレア・ピルロ監督は昨季終了後に解任された。夏の移籍ウインドウが閉じる4日前にはクリスティアーノ・ロナウドが自身の希望でクラブを去るという衝撃にも見舞われ、ユヴェントスはリスタートのシーズンに臨んでいる。

夏の陣容の入れ替えは、不在が指摘されていた司令塔にサッスオーロで頭角を現し、イタリア代表入りを果たしたマヌエル・ロカテッリを迎えたのが最大のトピックで、小幅なものに止まった。CBと両サイドバックの控えはやや心許ないが、最終ラインならどこでもこなし、アンカーも務まるダニーロや、右サイドならウイング、ウイングバック、サイドバックのすべてが可能なファン・クアドラードというマルチロールの存在が心強い。

2年ぶりにユヴェントスのベンチに復帰したマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、与えられた陣容に最適なシステムと戦術を見出すべく試行錯誤しながら、新機軸が安定するまでは先頭集団から大きく遅れを取らない程度に勝点を積み上げていかなければならない。

とくにC・ロナウドが古巣のマンチェスター・ユナイテッドに去った攻撃は、新指揮官が副キャプテンを任せたパウロ・ディバラを中心として、様々な組み合わせのなかから最適解をどれだけ早く見出せるかがポイントとなるだろう。

常勝を伝統としてきたイタリアきっての名門クラブであり、セリエAの覇権奪還だけでなく、もはや悲願と表現できる26季ぶりの欧州制覇が目標だ。

注目選手：FW パウロ・ディバラ

今季から副キャプテンを任され、C・ロナウドが退団したチームを名実ともに牽引していくのが2019－20シーズンのセリエA最優秀選手に選ばれたこの男だ。

膝の重傷に見舞われた昨季は、公式戦の出場時間（1363分）、ゴール（5）、アシスト（3）のいずれも、ユヴェントス入団6年目にしてワーストを記録と、巻き返しを図っている。

ボールキープ力が高く、小回りが利く俊敏なドリブラーで、左足のシュートやラストパスで大きな違いを作り出すファンタジスタの逆襲から目が離せない。

ホームスタジアム

アリアンツ・スタジアム（41,507人収容）

2020-21シーズン 監督&選手一覧

夏の移籍情報

IN

OUT

■2020－21シーズンに他クラブへレンタル移籍していた選手

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