【2022-2023】ナポリ ｜ 選手名鑑 ｜ セリエA

チーム情報

かつてディエゴ・マラドーナ氏が在籍したことで知られるナポリ。正式名称は「ソチエタ・スポルティーヴァ・カルチョ・ナポリ」で、愛称「サンパオロ」の本拠地にもマラドーナの名前が入っている。

1980年代にマラドーナがチームをスクデット獲得に導いて以降、低迷が続き破産宣告も受けたが、2004年に現在の会長であるアウレリオ・デ・ラウレンティスがチームを買い取ったことで、上向き始める。2006-07シーズンにセリエAへと昇格すると、以降は1部に在籍し続けている。以降、昨季までセリエAでは4度の2位フィニッシュで惜しくもスクデット獲得には至っていないが、イタリアではユヴェントス、インテル、ミランに続く第4のクラブとなっている。

近年ではワルテル・マッツァーリ、ラファエル・ベニテス、マウリツィオ・サッリらが約3年周期で指揮を執り、スタイルを徐々に変化させつつ、コッパ・イタリアでは3度の優勝を果たしている。

昨季からジェンナーロ・ガットゥーゾに代わってルチアーノ・スパレッティ監督が指揮。ヴィクター・オシムヘン、ドリース・メルテンス、ロレンツォ・インシーニェが攻撃陣を牽引し、3位でシーズンを終えた。

そして今夏には、ナポリの生え抜き主将インシーニェが退団し、MLSへと旅立っている。さらに、絶対的な守備の柱であったカリドゥ・クリバリもチェルシーへ。2013年からプレーするメルテンスもチームを去ることが決定し、2022-23シーズンは新たな時代の幕開けと言えそうだ。

注目選手：キム・ミンジェ

今夏、カリドゥ・クリバリの後釜として獲得したのは韓国代表DFキム・ミンジェだ。フェネルバフチェに2000万ユーロ（約28億円）を支払ったことから、期待値は決して小さくない。

フェネルバフチェでは昨季チームトップの出場時間を記録しており、DFとしての主要スタッツはすべてチームトップクラス。25歳という若さもあり、イタリアでさらなる成長が期待される逸材だ。なお、セリエAで韓国人選手が誕生するのは3人目。ナポリでどのようなパフォーマンスを発揮するのだろうか。

ホームスタジアム

スタディオ・サン・パオロ（55,000人収容）

2020-21シーズン 監督&選手一覧

夏の移籍情報

IN

OUT

■2020－21シーズンに他クラブへレンタル移籍していた選手

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