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【動画】世界的な話題を呼んだ奇跡の”1.8mm”を解説。テセ氏が「テクノロジーによって今までの涙が払拭された歴史的な瞬間」 | FIFAワールドカップジャッジリプレイ

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2022-12-08-Japan-spain (C)Getty images


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今回取り上げたのは、日本中に歓喜をもたらした日本vsスペインの51分のシーンだ。

田中碧からのパスをボックス内でボールを受けた堂安律が右足でグラウンダーのクロスを上げると、ファーサイドにいた三笘薫が中央に折り返し、田中が押し込んで逆転弾が生まれた。

しかしここで主審の笛が鳴り、ゴールキックを指示。堂安のクロスを三笘が折り返す前にゴールラインを割っていたと判断された。だが、ここでVARが介入し、オンリーレビューによって最終的には日本のゴールが認められた。

連日、ニュースやワイドショーなどで取り上げられた日本のゴールシーンは、FIFAが公式で解説動画を出すほど、世界的にも大きな話題を呼んだ。

競技規則の第9条・アウトオブプレーの項目にはこう判断基準が記されている。

「ボールは次の時にアウトオブプレーになる。グラウンド上または空中でボールがゴールラインまたはタッチラインを完全に超えた」

元審判員の家本政明氏は、「正しいアングルで、(映像を)止めて、しかもアップにして、1.8mm(残っていた)というのがわかる。普通に見たら多くの人が出ていたように感じるし、この場合は副審も奥側で、多くの選手が(ボールに対して)被っていた。誤認識をしてしまう。でもそれは人間(の目)では無理なので、テクノロジーによって正しさが立証された代表的なシーン」と強調した。

ボールがラインにかかっていたのが『1.8mm』と試合後に判明。奇跡的にボールはピッチ上に残っていた。

ゲストの鄭大世氏は、「何よりも家本さんの解説が上手すぎて…」と笑いを誘った上で、「VARの批判が未だに多いじゃないですか。まだ慣れていなくてバイアスも働いて、今までの方がサッカーだろうと。でも現場の立場ではこういうことで泣きを見ることがすごく多かった。ただテクノロジーが介入することで、今まで泣いて、発言したら審判批判になってきた、そういう涙が払拭された歴史的な瞬間だと思った」と感慨深い瞬間になったようだ。

また本田圭佑氏がSNSでツイートしたことで話題になった三笘が折り返す際にボールを上から意図的に叩いたかどうか問題についても触れた。元選手の立場から佐藤寿人氏は、「そんな余裕はないと思います。本当にコンマ何秒の世界で、あのボールを出さない一心だったと思う」と語ると、鄭大世氏も「三笘選手があれだけボールの中心を捉えられていないことは、それだけ焦って体を伸ばしているということなので、あれは意図的ではないと思う」と推測し、両者の見解は一致している。

三笘選手が最後まで諦めず、執念で折り返したボールが浮いたことで味方に繋がったファインプレー、さらには一度はノーゴールの判定を下されながらも1.8mmボールがライン上に残っていたことが技術的に証明されたVARによるナイスジャッジ。それらが無ければ日本中が歓喜したあの”奇跡のゴール”は、生まれていなかったかもしれない。

前編ではその他にも、ベスト16敗退となったカタールW杯での日本の戦いぶりやラウンド16の日本対クロアチアの43分の場面についても語られている。

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