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サッカー、ラグビー代表らアスリートを“食”で支え続ける西芳照シェフが、Oisixとのコラボメニューを共同開発

DAZN

これまでサッカーやラグビーの代表専属シェフとして、数多くのアスリートを「食」の面でサポートしてきた、料理人・西芳照。

その熟練の技とアイデア、そして何より競技や選手たちに深い愛情を持って向き合い続けたことで、食べる者皆を笑顔と満腹にさせる料理の数々を生み出してきた。 

そんな西シェフが、“未来の日本代表候補”である子供たちや青年アスリートに向けて、また日々多忙ながらも家族に愛情ある料理を振る舞いたい親世代に向けて、これまでの経験や知見を詰め込んだメニューキットを開発した。安心・安全の食材を使用した“Kit Oisix”との共同開発に臨んだ西シェフが、開発に向けた思いと人気メニューの裏側にあるエピソードを明かしてくれた。 

取材・文=二宮寿朗 Promoted by Oisix


海外の遠征時でも安心安全に、愛情を込めた栄養価の高い料理を――。


2004年から長らくサムライブルーの専属シェフを務めてきた西芳照は、カタール大会で“卒業”して以降、なでしこジャパン、ブレイブブロッサムズ(ラグビー日本代表)にも帯同するなど、活動の幅を広げている。トップアスリートへの食事提供にとどまらず、食育のセミナーにゲストとして招かれる機会も増えており、スポーツをする子供たちの食事に対する関心が高まっていることを実感している。


西は言う。


「セミナーでは強い体をつくっていくにはどういったものを食べていけばいいか、サプリメントを飲んだほうがいいかなどと保護者の方からいろんな質問を受けます。よく聞く悩みの一つが鉄分不足。女子サッカーの遠征に行くと、鉄分を含んだ食材をリクエストされることも少なくありません。レバー料理を苦手にする人もいるので、たとえばマグロの血合いをこのようにしたらおいしく食べてもらえますよとか、自分で実践してきたものを紹介しています」


苦手意識ありきではせっかくの食事が楽しくならない。積極的に食べてもらうには、何か工夫が必要だ。一例を挙げれば、なでしこジャパンが出場した2023年夏のオーストラリア、ニュージーランド共催大会では、食事会場に鉄分をたっぷりと含むレーズン、プルーンといったドライフルーツを用意したものの、あまり食べている様子がなかったという。「食べないのなら仕方ない」で、片づけないのが西である。ならば“代役”になるものはないかと探し、滞在したホテルの厨房にあったペースト状にしたダックのレバーが「臭みがなくておいしい」と知るや否や、焼き鳥風にした料理のタレに活用している。選手への愛情と情熱、そして臨機応変さが、絶大な信頼の根幹にあると言える。

コラボメニューはサムライブルーに愛された“あの2品”に


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メニュー開発の過程では試食会も行われた

そんな西が、有機・無添加食品、ミールキットの通信販売などを手掛ける「Oisix」の依頼を受けてコラボメニューを共同開発した。両親が共働きであっても、時間や労力を掛けずに理想の食卓を提供するというコンセプトのもと、「代表ハンバーグカレー」と「魚の西京焼き」のミールキットを今回、完成させた。


“サムライブルーの料理人”時代、試合3日前にビーフハンバーグ、2日前に西京焼き、そして試合後はカレーと、選手たちが支持したメニューが反映された形だ。ハンバーグはOisix自慢のビーフ、ポーク、チキンの合いびき肉を使用し、それに合ったカレーの味になっているという。


「ハンバーグはフワフワで柔らかくて美味しい。カレーはOisixさんと意見を交換しながら、子供たちにも喜んでもらえるような味になっていると思います。栄養のバランスを考えて付け合わせに野菜もたっぷり入っているメニューになっています」


通常、サムライブルーではハンバーグとカレーは別日になるが、肉の仕入れが遅れた関係で一度だけ『ハンバーグカレー』を提供したことがあるという。


「せっかく肉が届いたので、一緒にして出しちゃえと思いまして(笑)。評判は上々だったと思います。ハンバーグを2、3個取ってカレーに乗っけている選手が多くて、ハンバーグカレーでもいけるなと思いました」


もう一品が、魚の西京焼きになる。西の西京焼きを有名にしたのは、歴代2位の142キャップを誇る長友佑都だと言っていい。ビュッフェ形式のなか、一度に7、8切れをプレートに入れて持っていってしまうほどのファンだ。長友の絶大な支持もあって、西京焼きが夕食ビュッフェのローテーション入りを果たすことになった。ただ、裏話としてドイツ代表、スペイン代表を撃破したカタール大会では厳密に言うと西京焼きではなかったという。


「実はカタールに西京味噌がなかったのです。困ったなと思って、試しに白味噌を使ったら味に変わりがないから、よし、これでいこう、と。西京味噌なら3日ほど漬けなきゃいけないですが、白味噌は1日でOKです。味は僕でも分からないレベルなので気づいた選手はいなかったと思いますよ。もちろん長友さんも」


大会期間中に、ハンバーグと西京焼きを同時に提供した日があった。注目の直接対決は先になくなった西京焼きに軍配が上がっている。それほどの人気ぶりだ。

“欧州組”の増加に伴い、食への意識が高まってきた


西はこれまで多くの選手たちを見てきており、時代とともに食や栄養に対する意識も高まってきていると感じている。


「スポーツ栄養学というのは日本より欧米のほうが進んでいる印象はありますね。欧州でプレーする選手が段々と増えてきて、代表キャプテンを務めてきた吉田麻也さんなら毎朝ベリーを、堂安律さんならビーツを食べる習慣など選手それぞれにこだわりがある。グルテンフリーを実践している選手も増えていますよね。そうやって食や栄養の情報を共有していくので(食への意識が)高まって、それがスタンダードになってきているなって」


なかでも需要として高まっているのが和食。家庭の味を若い選手たちも好んでいるという。


西が言葉を続ける。


「小鉢に切り干し大根やひじきとかを入れると、特になでしこの選手たちは喜んでくれますね。『うわー、美味しそう』とか反応もいい(笑)。和食は天ぷらなど別にしても油脂をたくさん使わない料理が多いし、低脂肪、高たんぱくでスポーツ選手に向いているものがそろっています。個人的には(アスリート食として)オススメしたいですね。選手のみなさんは、自分で考えながら食べているなと感じます。自分のコンディション、体重、体脂肪を頭に入れて、それらと照らし合わせながら何を食べたらいいかよく分かっているなと思いながら見ています」


和食に欠かせないのはやはり白米だ。選手のニーズに合わせて玄米、雑穀米も用意しておくが、食べる直前に炊き上がるようにしてホカホカで食べてもらう。


外国産の日本米の場合、炊飯ジャーを用いるより鍋炊きのほうがふっくらする仕上がりになると感じれば、面倒でもそうやってきた。温かいご飯を用意することでおかずもより美味しく感じ、食事の場もにぎわう。西はそうやって“心の栄養”にもこだわってきた。


ご飯は、疲労回復においても重要なアイテムになる。イタリア人のアルベルト・ザッケローニ監督時代には、試合後におにぎりを用意しておくようにと要請を受けた。パスタの国の出身ながら「日本には良い食文化がある」としておにぎりを推奨している点が面白い。白米の値段が高騰している現状ではあるものの、日本人にとってやはりパワーの源ではあることに変わりはない。


「試合後のリカバリー食としてカステラ、ようかん、サンドイッチ、バナナ、ゼリー系などをロッカーに置いておきますが、おにぎり1個は必ず食べましょうというのが決まりになっていました。試合前の軽食も一杯のうどんと、おにぎり2つとか。やっぱりお米は切り離せませんね」


今回のキットメニュー「代表ハンバーグカレー」「魚の西京焼き」も、ご飯によく合うものがチョイスされている。ご飯の美味しさをあらためて味わってもらいたいという西なりの思いも反映されている。

アスリートのサポートは継続中。並行して野菜づくりも


西は63歳になった今も多忙を極めている。


いまだに「西さんに料理をつくってもらいたい」という要請は多く、アジアや世界で戦うJリーグクラブの遠征にも帯同してチームをサポートする活動を続けている。併行して昨年からは地元の福島で野菜づくりに励み、「これが結構楽しいんですよ」と笑う。Jヴィレッジで活動するJFAアカデミー福島の選手たちに食べてもらっているという。


「野菜の値段も高騰しているので、だったらつくっちゃえと。中高生の女子と中学生の男子の食事を任されているなかで、新鮮な野菜を食べてもらいたいので。去年は大根づくりがうまくいったんですよ。(育て方を)YouTubeで学びながら頑張ってやっています」


少しでも美味しく食べてもらうために――。


常にベストを尽くそうとする西芳照の姿勢はアスリートとも重なる。だからこそ選手たちからもリスペクトされる存在なのである。


西シェフ直伝メニューをご家庭で


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