4年に1度のサッカーの祭典、FIFAワールドカップ。カナダ、メキシコ、アメリカの3カ国共同開催となる2026年大会からは、出場国数が12カ国増加し、48カ国が出場するワールドカップ史上最大の大会となる。
本記事では、北中米ワールドカップ2026本戦行きを決めた出場国を紹介する。
2026年FIFAワールドカップは、史上最多となる48カ国が本戦に出場する。
大会のホストを務めるカナダ、メキシコ、アメリカの3カ国には開催国枠として本戦出場権が与えられており、残り45枠を各大陸予選、大陸間プレーオフによって争われる。
なお、2026年3月の大陸間プレーオフを経て、本戦に出場する48カ国が出揃う予定だ。
| 大陸 | 出場枠 |
|---|---|
| 開催国枠 | 3(カナダ、メキシコ、アメリカ) |
| アジア(AFC) | 8.5 |
| アフリカ(CAF) | 9.5 |
| 北中米カリブ海(CONCACAF) | 3.5+3(開催国枠) |
| 南米(CONMEBOL) | 6.5 |
| オセアニア(OFC) | 1.5 |
| ヨーロッパ(UEFA) | 16 |
2026年ワールドカップは、史上初の3カ国共同開催。カナダ、メキシコ、アメリカが大会ホストを務め、3カ国には開催国枠として本戦出場権が与えられた。
W杯出場:2大会連続3回目
最高成績:グループステージ(1986、2022)
近年着実に力を付けるカナダ代表は、開催国としてメキシコ、アメリカとともに2026年ワールドカップ本戦出場権を獲得した。
前回大会で36年ぶりに北中米カリブ海予選突破を果たして、2度目の本戦出場を飾ったカナダ。しかし、出場した2大会を通して6試合全敗を喫しており、いまだに勝ち点を獲得した経験がない。
地元開催となる2026年大会では、悲願の勝ち点獲得、さらには初勝利とグループステージ突破を目指すことになる。
W杯出場:9大会連続18回目
最高成績:準々決勝(1970、1986)
北中米の盟主として長らく覇権を握ってきたメキシコは、2026年大会に開催国の1つとして出場することが決定。
前回大会では、まさかのグループステージ敗退に終わり、8大会連続のラウンド16進出を果たすことはできなかった。
40年ぶりの地元開催となる2026年大会では、同様に地元開催となった1970年大会と1986年大会に記録した過去最高位となる準々決勝を上回る成績を収めることが期待される。
W杯出場:2大会連続12回目
最高成績:3位(1930)
開催国の1つとして2026年ワールドカップに出場するアメリカ。2018年大会ではまさかの予選敗退に終わったが、前回大会で予選を突破して出場権を獲得した。
2022年大会では、イングランドに善戦したりとグループステージを突破してラウンド16進出のCONCACAF勢で最高成績を収めた。
32年ぶりにアメリカの地で行われるワールドカップでは、2002年大会以来となる準々決勝進出、さらには第1回大会で果たした準決勝進出を地元の大声援とともに目指すことになる。
ワールドカップ2026アジア予選には、46カ国が出場。
アジア予選は1次予選から5次予選まで5ラウンドで構成。1次予選と2次予選を勝ち上がった18カ国が3次予選(最終予選)に出場。6カ国ずつの3グループに分かれて、ホーム&アウェーの計10試合をプレーする。各グループ上位2カ国の計6カ国が本戦出場権を獲得。各グループ3位と4位の計6カ国は4次予選に回る。
4次予選では、出場する6カ国が3カ国ずつの2グループに分かれ、中立地で総当たりを行う。各グループ首位の2カ国が本戦出場権を獲得。各グループ2位の2カ国が5次予選に回る。
5次予選では、出場する2カ国がホーム&アウェーで対戦し、勝者が大陸間プレーオフに出場する。
W杯出場:8大会連続8回目
最高成績:ベスト16(2002、2010、2018、2022)
日本代表は3月20日にバーレーン代表に2-0で勝利し、アジア3次予選の3試合を残して開催国を除く世界最速で本戦出場権を獲得した。
2次予選から3次予選第7節までの13試合を12勝1分けと確かな強さを見せた。3次予選では7試合で24得点を記録し、1オウンゴールを含む2失点を喫したのみ。
1998年大会のワールドカップ初出場からこれで8大会連続8度目の本戦出場となる。
W杯出場:4大会連続7回目
最高成績:ファーストラウンド/グループステージ(1978、1998、2006、2014、2018、2022)
イラン代表は、25日にエース・タレミの2ゴールでウズベキスタン代表と2-2で引き分けてアジア最終予選グループAの2位以上を確定。2試合を残して日本代表に次いでAFC2番目のワールドカップ本戦出場権獲得となった。
2次予選から最終予選第8節までイランは14試合を10勝4分けと無敗を記録し、ウズベキスタン以外の相手国すべてから勝利を収めるなど、予選を通して安定した戦いを見せてきた。
4大会連続7回目となるワールドカップ本戦で悲願のグループステージ突破を果たすことができるか注目だ。
ワールドカップ2026アフリカ予選には、54カ国が出場(エリトリアとコンゴ共和国はそれぞれ棄権と出場停止)。1次予選と2次予選の2ラウンドから構成されている。
1次予選では出場54か国が6カ国の9グループに分かれて、ホーム&アウェーの計10試合を行う。各グループ首位9カ国が本戦出場権を獲得し、各グループ2位の上位4カ国が2次予選に回る。
2次予選では、出場4カ国によるトーナメントが行われ、勝者が大陸間プレーオフに出場する。
ワールドカップ2026北中米カリブ海予選には、開催国のカナダ、メキシコ、アメリカを除く32カ国が出場。1次予選から3次予選までの3ラウンドで構成されている。
1次予選を勝ち上がった2カ国を加えた30カ国が2次予選に出場し、5カ国ずつの6グループに分かれて総当たりの計4試合をプレー。グループ上位2カ国が3次予選に進出する。
3次予選では2次予選を勝ち上がった12カ国が4カ国ずつの3グループに分かれてホーム&アウェーの6試合を行う。各グループ首位が本戦出場権を獲得し、各グループ2位の上位2カ国が大陸間プレーオフに出場する。
ワールドカップ2026南米予選には、10カ国が出場。
出場10カ国が1つのリーグには入り、ホーム&アウェーの計18試合を行う。上位6カ国が本戦出場権を獲得し、7位の1カ国が大陸間プレーオフに出場する。
W杯出場:14大会連続19回目
最高成績:優勝(1978、1986、2022)
ワールドカップ南米予選で13試合を終え、9勝1分け3敗と首位を快走していたアルゼンチンは、第14節の他会場の結果により、南米勢でいち早く予選突破を決めた。
さらに同日にはブラジルとの南米予選を4-1で制し、突破に華を添えることに成功。南米予選で首位を独走し、本大会への切符を掴んだ。
アルゼンチンはこれで、14大会連続19度目のW杯出場に。2026年大会では4度目の優勝とともに連覇を狙うことになる。
ワールドカップ2026オセアニア予選には、11カ国が出場。1次予選から3次予選までの3ラウンドで構成されている。
1次予選を勝ち上がった1カ国を加えた8カ国が2次予選に出場し、4カ国ずつの2グループに分かれて計3試合をプレー。各グループ上位2カ国が3次予選に進出する。
3次予選では、勝ち上がった4カ国によるトーナメントが実施。優勝国が本戦出場権を獲得し、2位は大陸間プレーオフに出場する。
W杯出場:4大会ぶり3度目
最高成績:グループステージ敗退(1982、2010)
ニュージーランド代表は2025年3月24日に行われたオセアニア最終予選の決勝でニューカレドニア代表と対戦し、3-0で勝利したことで本大会の切符を獲得した。
エースのクリス・ウッドを中心とするニュージーランドは、2次予選を19得点・1失点の圧倒的な成績で3連勝し、最終予選へ。準決勝ではタヒチ代表を3-0で退けると、決勝でもW杯初出場を狙うニューカレドニアを寄せ付けず、W杯出場を決めた。
ニュージーランドは2010年大会以来4大会ぶり、3度目のワールドカップ本大会出場となる。
ワールドカップ2026欧州予選には、54カ国が出場。グループステージとプレーオフの2ラウンドから構成されている。
グループステージでは、出場54カ国が4~5カ国ずつの12グループに分かれてホーム&アウェーで計6試合、もしくは10試合を行う。各グループ首位の計12カ国が本戦出場権を獲得する。
プレーオフでは、各グループ2位と3位以下でUEFAチャンピオンズリーグのグループ勝者の上位4カ国の計16カ国が出場。4カ国ずつ4トーナメントに分かれ、各トーナメントの勝者4カ国が本戦出場権を獲得する。
ワールドカップ2026大陸間プレーオフには、AFC、CAF、CONMEBOL、OFC予選を突破した6カ国が出場。
マッチ1では、出場6カ国のうちのFIFAランキング下位4カ国が対戦し、勝者がマッチ2に進出する。
マッチ2では、マッチ1勝者2カ国とFIFAランキング上位2カ国が対戦し、勝者がワールドカップ本戦出場権を獲得する。