【欧州・海外サッカーニュース】本来出場資格を持たずにマレーシア代表としてプレーした7選手には1年間の出場停止処分などが下されている。
国際サッカー連盟(FIFA)は、マレーシアサッカー協会に対して調査を開始するようだ。
先日から大きな注目を集めているマレーシア代表。FIFAは今年6月から同国代表としてプレーする帰化選手の出場資格に関する調査を進め、9月には選手7名に対して1年間の出場停止などの処分を科していたていた。
FIFAの調査では、マレーシア代表としてプレーしたスペイン出身のガブリエル・パルメロ、ファクンド・ガルセス、ジョン・イラザバル、アルゼンチン出身のロドリゴ・オルガド、イマノル・マチュカ、オランダ出身のヘクター・ヘヴェル、ブラジル出身のジョアン・フィゲイレドは、いずれも祖父母がマレーシア出身であると出生書類を偽造したことが判明している。そしてこの処分を不服とするマレーシアサッカー協会は、スポーツ仲裁裁判所に訴えを起こしていたが、最初の訴えは11月上旬に退けられていた。
そんな中で18日、FIFAは報告書を公開。その中で、選手たちがチャット内で祖父母の出生証明書のコピーを共有しており、そこには祖父母がマレーシア生まれではないことが明確に示されていた模様。さらに、スペイン出身のパルメロはヒアリングの中で「祖父はベネズエラ生まれで、祖母はスペイン生まれ。違う、マレーシアだった」とあいまいな供述をしていたとも報告されている。
これを受けてFIFAは、マレーシアサッカー協会の書類偽造に関する不正行為を含む内部運営に対して、さらなる調査を開始する必要があると判断。そして、規律委員会に対して「FAMの国際業務に対する正式な調査を直ちに開始する」よう指示が出されている。
また、今回の不正行為は公文書偽造という重大な違反の性質を踏まえ、規律委員会はマレーシアに加え、当該選手の祖父母の出生国であるブラジル、アルゼンチン、オランダ、スペインの刑事当局にも通報すると伝えられている。