【国内サッカー・Jリーグ ニュース】ヴァンフォーレ甲府DF山本英臣が契約更新。
ヴァンフォーレ甲府は30日、DF山本英臣との契約更新を発表した。
2003年にジェフユナイテッド千葉から甲府に移り、J1リーグとJ2リーグを合わせて591試合の出場数を誇る山本。プロ27シーズン目の今季だが、ルヴァンカップと天皇杯でそれぞれ1試合ずつのプレーに終わり、11月には一部週刊誌報道によるプライベートの問題で本人の申し出もあり、チームでの活動停止となった。
45歳DFはプロ28年目に向かうにあたり、クラブ公式サイトで「今シーズンも多くのご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございました。また、私事で、チーム、関係者の皆さま、そしてファン・サポーターの皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪を伝えるとともに、こう続けた。
「年齢や自身のパフォーマンスを含め、現役を続けることが本当にチームのためになるのか悩みましたが、それでももう一度信頼し、選手として頑張ってほしいと言っていただいた方々の思いをしっかりと背負い、頑張りたいと思い、現役を続ける決断をさせていただきました。この決断に責任を持ち、行動で信頼を取り戻せるよう、チームのために全身全霊で取り組んでまいります。来シーズンもよろしくお願いいたします」
また、代表取締役社長の佐久間悟氏もコメントを掲載した。
「今シーズンもヴァンフォーレ甲府に関わる、多くの皆様方には、ご支援とご声援さらには、ご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。また、クラブとしては、記念すべきシーズンであったにも関わらず、皆様方からのご期待にお応えすることが出来なかったことやクラブへの信頼を失う事案が生じましたことにつきましてもお詫びを申し上げなければなりません」
「しかし、その様な中ではありますが、今シーズン終盤から活動の自粛をしておりました、山本英臣選手との間で契約更新に至りました。クラブと致しましては、山本英臣選手がこれまでサッカー選手として培ってきた、技術や戦術等を現役選手としてピッチ上で表現し、またクラブに貢献してくれることを期待しております。ヴァンフォーレ甲府に関わる皆様方には、引き続き、山本英臣選手へのご声援をお願い申し上げます」