【欧州・海外サッカーニュース】アルゼンチン代表主将のリオネル・メッシは、ワールドカップ優勝の難しさについても語った。
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、半年後に控えるワールドカップに向けて出場する可能性を濁しつつ、コメントした。
若くしてフットボール界の頂点に上り詰め、長年所属したバルセロナで数々のトロフィーを獲得したメッシ。しかし、アルゼンチン代表としては長きにわたって無冠が続き、多くの批判を浴びてきた同選手だが、2022年に悲願だったワールドカップ優勝を成し遂げた。
2026年夏に開催されるワールドカップで、1962年にブラジル代表が成し遂げて以来の連覇を目指すアルゼンチン代表のメッシは38歳でこの大会に臨み、大会期間中には39歳の誕生日を迎える。キャリアの集大成ともいえる今大会に向けて同選手は『ESPN』で思いを語った。
「ワールドカップでプレーできることを願っている。以前から言ってきたように是非とも出場したい。最悪の場合でも現地で観戦するつもりだ。それでも、特別なものになると思う。ワールドカップはすべての人、どんな国にとっても特別なものだ。特に僕たちはまったく異なるの形でそれを経験しているからだ」
また、メッシはワールドカップの難しさについても語った。
「僕たちには最高のグループがあり、再び優勝を目指す。ワールドカップで優勝することはとても難しい。観客として、選手として、そしてファンとして、ワールドカップは異なる形で経験するものだ。今、グループを見ていると、彼らは間違いなく戦ってくれるはずだ」
「優勝したことで肩の荷が下りた。あのようなプレッシャーなしでプレーすることへの安堵はあるけど、同時にどのチームもワールドカップ王者を倒すことを目指しているから、何も保証してくれるものではない。スペインやフランス、イングランド、しばらく優勝から遠ざかり、再び優勝を熱望するブラジル、それにドイツと、とても良い代表チームがある」