日本代表の森保一監督が、初招集の小久保玲央ブライアンと後藤啓介、北野颯太の招集理由について明かした。
来年に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)に向けて準備を進める日本。10月にはパラグアイ代表と引き分けたものの、ブラジル代表に3-2で競り勝って歴史的初勝利を飾った中、今年最後の代表活動となる11月シリーズでは14日に豊田スタジアムでガーナ代表、18日には国立競技場でボリビア代表と対戦する。
そして、その2試合に向けた代表メンバーが6日に発表。遠藤航や菅原由勢、佐藤龍之介が復帰を果たしたほか、シント=トロイデンのGK小久保ブライアンと後藤啓介、ザルツブルクの北野颯太を初招集した。
まず後藤と北野の招集理由について問われた森保監督は、「今クラブで、ヨーロッパの舞台で監督に評価されて、チームのレギュラーとして安定して試合に出ているということ、そこで我々も彼らが日本にいる時からヨーロッパに渡ってからもずっとスカウティングしている中で、確実に成長しているというところを感じています」とコメント。「トップ、2列目の選手はすでに世界トップ基準の良い選手がいますが、彼らもそこに割って入れるだけの、またワールドカップに向けて、その後の成長も日本のために戦力になってくれるかなという期待も込めて招集させていただきました」と期待を述べた。
その後には3選手への評価を明かした。今夏にアンデルレヒトからシント=トロイデンに渡り、ここまでリーグ戦11試合3ゴールを記録している20歳の後藤ついて、ジュビロ磐田在籍に監督だった横内昭展氏、現日本代表コーチの前田遼一氏らとの情報共有の中で追ってきたことを明かし、「日本からベルギーに渡ってアンデルレヒトでなかなか出場機会には恵まれなかったと思いますが、出場時間からする得点数というところで得点能力の高さを見せてくれていたかなと思います。そこから今はシント=トロイデンに移籍してレギュラーを掴んでいる状況だと思います。その中で、ストライカーとしての得点力が魅力かと思いますが、試合の流れ全般に関わる、運動量多く攻守に関わって最後に点が獲れるというところは、彼の良いところかなと思います」と語った。
今夏にセレッソ大阪からザルツブルクに移籍した北野は、すでに公式戦19試合4ゴール5アシスト。国内にいる時から高く評価し、「国内にいれば、E-1選手権に招集していたかなと思います」と明かした中、「(ザルツブルクでの)起用のされ方はチームに馴染むという部分も含めて、先発から出場する、途中から出場するということで、監督も彼を生かすために、成長させるために工夫して起用しているなというところを感じました。今はザルツブルクの戦術に順応してきていて、そこで彼が持っているアグレッシブに攻守に関わるということ、ここ数試合では得点というところにも絡むところ、さらにヨーロッパの舞台で自信を深めているところを見させてもらっています」と評した。
昨夏からシント=トロイデンでプレーする小久保は以降、守護神として君臨。「彼がポルトガルに単身で渡って、ヨーロッパの舞台で自分が成功するんだというチャレンジを見させてもらっていた中で、パリ五輪での活躍、そしてシント=トロイデンで、昨シーズンと今シーズンほぼレギュラーとして出続けていること、しっかりチームの中心として、パフォーマンスを発揮しているところを見させていただいて招集をしています」と招集理由を明かすと、「彼に関してはパリ五輪の後にも招集ということはもちろんあったと思いますが、その時はクラブでのシーズンを通しての経験を見てから、GKも選手層が厚いところなので、競争も見ながらというところで今回の招集になりました」とタイミングについても言及した。