初戦でアル・アインを5-0で一蹴したイタリアのユヴェントスと、マンチェスター・シティに0-2で屈したモロッコのウィダード・カサブランカが対戦した。
試合は6分、ボックス左手前からケフラン・テュラムとのワンツーでゴールエリア左に侵入したユルディズがシュートを放つと、相手DFにディフレクトしたボールがネットに収まり、OGでユヴェントスが先制する。さらにユルディズは16分、ペナルティアークから強烈な右足シュートをゴール右上隅に決めて、追加点をもたらす。対するウィダードは25分に反撃。スルーパスで最終ライン裏に抜けたローチがGKディグレゴリオとの一対一を制し、1点差として試合を折り返す。
迎えた後半、ユヴェントスは57分にCKに合わせたカンビアーゾが左ポスト直撃のダイレクトシュートでゴールに迫る。すると、69分にはコロ・ムアニのスルーパスでゴールエリア左に抜けたユルディズがDFをかわして冷静にフィニッシュし、ドッピエッタ。さらにユヴェントスはアディショナルタイム、ヴラホヴィッチが自身が獲得したPKを決めてダメ押しの4点目。ユヴェントスが2連勝でベスト16入りを決めた。
初戦でアル・ヒラルと1-1で引き分けたスペインのレアル・マドリードと、RBザルツブルクに1-2で敗れたメキシコのパチューカが初勝利を懸けて激突。
試合は序盤に波乱の展開となる。7分、ペナルティアークに抜けようとしたロンドンを引っ張って倒したアセンシオが決定機阻止とみなされ、一発退場に。1人少なくなったレアル・マドリードは、パチューカの攻勢に遭うもGKクルトワのファインセーブで失点を防ぐ。すると、35分にフラン・ガルシアのパスからボックス左へ侵入したべリンガムが先制点を挙げた。さらに43分にはアレクサンダー=アーノルド、ゴンサロとつなぐと、最後は正面に走りこんだギュレルが決めて、1人少ないながら2点をリードして試合を折り返す。
迎えた後半、レアル・マドリードは70分、ボックス右手前のブラヒム・ディアスとのワンツーからボックス内正面で浮き球を受けたバルベルデがネットを揺らし、3点目を記録。その後、モンティエルにゴールを割られて1点を返されたレアル・マドリードだが、そのまま3-1で逃げ切り。レアル・マドリードが勝ち点4で首位に浮上した一方、パチューカは2連敗での敗退が決まった。
白星スタートに成功したオーストリアのザルツブルクと、レアル・マドリードから勝ち点1を獲得したサウジアラビアのアル・ヒラルが相まみえた。
北野颯太がベンチスタートとなったザルツブルクに対し、時間の経過とともにアル・ヒラルがペースを掴む。21分にはクロス攻撃からミリンコヴィッチ=サヴィッチが頭でつなぐと、ゴール至近距離でレオナルドがシュート。しかし、ザルツブルクGKツァウィーシツキのファインセーブに遭う。
0-0で迎えた後半、ザルツブルクは48分にCKからの波状攻撃でメルバーグらが立て続けにシュートへ持ち込むが、GKブヌを中心とした守備陣が身体を張ってゴールを死守。そんな中、65分には北野が投入され、新天地デビューを果たす。終盤にかけて右サイドハーフとしてプレーした北野は相手のカウンターに対応してイエローカードを受ける場面もあった中、試合はそのまま0-0で終了。勝ち点4としたザルツブルクは最終節のレアル・マドリード戦でベスト16入りを懸けることになる。
白星発進したイングランドのマンチェスター・シティと、初戦で大敗したUAEのアル・アインが対戦した。
試合は、8分にマン・Cがセットプレーから動かす。右CKがクリアされると、正面でルーズボールを拾ったギュンドアンが一人交わして、ゴールエリア左手前でファーへ浮き球を送る。これがゴール右に直接決まり、マン・Cが先制する。主導権を握ったマン・Cは続く27分、ボックス右手前でFKを獲得すると、直接狙ったエチェベリが壁の上を越す見事なシュートをニアサイドのゴール右に沈め、追加点をもたらす。さらにマン・Cは前半追加タイム、アカンジが倒されて得たPKをハーランドが沈め、3-0として試合を折り返す。
3-0としたマン・Cは迎えた後半も試合を優位に進める。73分には、ゴール正面に走りこんだギュンドアンがベルナルド・シウヴァの縦パスを受けて素早くシュート。これが決まり、4-0とする。さらに84分にはボックス右で仕掛けたボブがニアサイドのゴール右に鋭いシュートを突き刺して5点目。89分には敵陣でのボール奪取からハーランドの落としをペナルティアークで受けたシェルキがシュートを沈め、移籍後初ゴールをマーク。マン・Cが6-0の大勝による2連勝でベスト16入りを決めた。
ユヴェントス 4-1 ウィダード・カサブランカ
レアル・マドリード 3-1 パチューカ
RBザルツブルク 0-0 アル・ヒラル
マンチェスター・シティ 6-0 アル・アイン
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