18歳のときに浦和レッズでデビューして以来、湘南ベルマーレ、そして現在のFC岐阜と、18年間にわたってプロサッカー選手としてプレーを続ける山田直輝と、その妻の山田A子氏との共著『となりのヤマダ君 小さくて足が遅くてケガの多い35歳のサッカー選手』が発売される。
高校3年時に浦和のトップチームに2種登録され、18歳で日本代表に選出と、順調にステップアップしていた山田はその後、度重なるケガに苦しむことになる。その歩みをそばで見守り続けてきた妻のA子氏は、「どんな逆境のなかでも諦めず、何度でも立ち上がるその姿を、ひとりでも多くの人に届けたい」という思いから本書の執筆を決めたという。
山田直輝は本書の刊行にあたり、次のようにコメントしている。
「体格やスピードに恵まれず、度重なるケガにも悩まされながらも、サッカーへの情熱と夢を胸に、18年間プロとしてプレーし続けてきました。この本には、僕が夢を追い続けるなかで学んだこと、大切にしてきた想いを込めました。誰かの一歩を後押しできたら嬉しいです」
「となりのヤマダ君 小さくて足が遅くてケガの多い35歳のサッカー選手」
【著者名】山田A子 山田直輝
【発売日】2025年7月25日
【仕様】四六判ソフトカバー(電子版もあり)
【定価】1,980円(税込)
【ISBN】978-4-19-866030-7
【発行】徳間書店
【徳間書店書誌ページ】 https://www.tokuma.jp/book/b665931.html
【Amazon】 https://www.amazon.co.jp/dp/4198660301
18歳で日本代表デビューをはたし、浦和レッズ、そして日本サッカー界の将来を期待された山田直輝。しかし、度重なる大けがに見舞われ、何度も選手生命の危機に陥った。
小さくて足が遅いというハンディのなか、それでも乗り越え続け、デビューから18年経った今も、プロの舞台に立ち続けている。
いったい、彼がここまでプレーし続けてこられた理由は何なのか? 小学生時代に出会い、つねにとなりから「ヤマダ君」を見てきた妻・A子と、山田直輝本人が交互に綴った、家族の物語。
山田A子 (やまだ・えーこ)
1990年12月23日生まれ。専業主婦。
夫・山田直輝とは中学校で出会う。以来、小柄で足が遅く、怪我も絶えない彼のとなりで、20年以上を過ごしてきた。どんな逆境のなかでも諦めず、何度でも立ち上がるその姿を、ひとりでも多くの人に届けたいと思い、一念発起して本書を執筆した。
山田直輝 (やまだ・なおき)
1990年7月4日生まれ。プロサッカー選手。幼いころから体が小さく、スピードにも恵まれなかったが、サッカーIQと広い視野を武器に、小学校・中学校・高校と、全カテゴリーで全国優勝をはたし、高円宮杯第19回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会では得点王に輝いた。高校3年時には浦和レッドダイヤモンズのトップチームに2種登録され、18歳で日本代表に選出。順調にステップアップしていくかに思えたが、度重なる怪我に苦しむことになる。それでも幾多の困難を乗り越え、湘南ベルマーレでのプレーを経て、2025年、35歳となった今もFC岐阜でキャプテンを務めながらピッチに立っている。