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“加入反対運動”がさらなるモチベーションに?アーセナル監督、23歳FWに「強い確信と意思を確固たるものに」

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【欧州・海外サッカー ニュース】アーセナル(プレミアリーグ)FWノニ・マドゥエケは、チェルシー移籍前に加入を反対するキャンペーンが発生していた。

アーセナルのミケル・アルテタ監督は、FWノニ・マドゥエケについて語っている。

今夏の移籍市場でチェルシーから5200万ポンドとされる移籍金でアーセナルに加入したマドゥエケ。しかしライバルクラブからの加入であること、そして移籍金が高額であることなどから、一部ファンがSNS上で加入に反発することに。『X』では「#NoToMadueke」がトレンド入りすると、さらに獲得に抗議する嘆願書には4000件以上の署名が集まっていた。

そんな23歳FWだが、アーセナル加入直後から負傷したブカヨ・サカの穴を埋めるパフォーマンスを披露。9月末からは負傷離脱も強いられたが、ここまで公式戦8試合に出場。先日のチャンピオンズリーグ・バイエルン戦(3-1)で初ゴールを記録するなど勝利に貢献している。

アルテタ監督はチェルシー戦に向けた会見に出席すると、マドゥエケの移籍反対運動にも言及。選手のモチベーションがさらに上がったと語った。

「むしろあの出来事が、彼を支えてこの関係性をうまく機能させ、最善の形で準備するためにできることはすべてやるという、強い確信と意思を確固たるものにしたんだ」

「あれ(反対運動)は短期間で終わったし、すぐに全く逆の反応になったよね。彼もそれを大切にして尊重し、そしてモチベーションになったと思う。(反対運動は)全く影響はなかったよね」

なお、マドゥエケ自身も先日には「ファンが温かく迎え入れてくれたことは本当に素晴らしかったよ。(反対運動は)心配していない。過去のことだ。(復帰した)トッテナム戦は素晴らしかったし、僕に大きな力を与えてくれた。ピッチサイドでプレーしているから声も聞こえるし、ファンの存在を近くに感じられる。僕に対してこんなにもポジティブでいてくれると、本当に大きな励みになるね。心から嬉しいんだ」と語っている。