【欧州・海外サッカー ニュース】マインツ(ブンデスリーガ)の川﨑颯太が、敗戦に終わったボルシア・メンヒェングラッドバッハを振り返った。
マインツの川﨑颯太が、敗戦に終わったボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦を振り返った。
マインツは5日、ブンデスリーガ第13節でボルシアMGと対戦。佐野海舟が変わらず先発起用された中、川﨑はベンチスタートとなった。試合は前半から互いに攻め合う展開となる。だが、後半に入って58分にセットプレーからオウンゴールで失点を喫すると、最後まで1点を追いつくことができず。監督解任後、初の試合となったが、マインツは8試合勝ちなしとなった。
川﨑が出番を得たのは88分のことだった。1点を追いかける中、得点を取るためにシャドーのポジションで起用された。ただ、短い時間の中で大きな存在感を見せることはできず。状況を変えることができないまま、試合終了のホイッスルを聞いた。試合後、川﨑の口からは悔しさしか出てこなかった。
「監督が変わって、本当に2日ぐらいしか準備期間がない中でいうと、ここまで頑張ってなんとか形にはしましたけど、やはりフライブルク戦もそうですが、最後に勝負を決めるのはああいうセットプレーだと思う。セットプレーは戦術云々もあると思いますけど、最後集中して守り切れるかとか声出しするかとか、そういうところにもなってくる。やっぱりこういう流れが悪い中で、その流れを断ち切れるほどの力がなかったって言うしかないかなと思います」
自身としても「僕の主戦場はあそこだと思ってる」というシャドーのポジションで起用されたからこそ、「ああいうところでもう一個セカンドボールを拾って繋げるところとか、真ん中で起点になってボールをさばけるところを見せられたら一番だった。短い時間の中で、やることはやったけど、もっとできたかなと思います」とプレー面に関して納得できていない。
ただ、まだまだ試合は続く。年内はカンファレンスリーグを入れると4試合。暫定監督のままか、新監督が就任するかはまだわからないが、川﨑はアピールを続けるだけだ。
「やっぱり(佐野)海舟くんみたいにここで確固たる信頼をまだ得られているわけではない。練習から毎日、誰が見てようが、監督がいようがいなかろうがやるべきをことやって、まずはチームメイトの信頼をもっと掴むべきかなと思います」
少しずつ出場機会が増えてきている中で、ここからポジションを確保していくことができるか。ウインターブレイクまでに確かな結果を残せるか注目だ。