ドイツ紙『ビルト』によると、レバークーゼンはアルベロアを次期監督に招聘するオファーを断った。43歳のアルベロアは、レアル・マドリードを短期間率いてから退任。ヒュルマンドの後任を探していたレバークーゼンがオファーしていた。 1月にはシャビ・アロンソの解任後、一時的にチームを率いて2位に導いた。その後、ジョゼ・モウリーニョにバトンを渡した。
スペイン代表経験のあるアルベロアは海外挑戦を希望。レアル・マドリードとの20年の縁があるため、他スペインクラブでの指導は考えにくいという。彼のマネジメントチームはレバークーゼンのスポーツディレクター、シモン・ロルフェスとCEOのフェルナンド・カロに直接接触し、2024年に「ヴェルクセルフ」を国内2冠に導いた友人アロンソの足跡をたどりたいと伝えた。しかし、ブンデスリーガの同クラブは内部協議の末、この就任を見送った。
レバークーゼンは、アルベロアが有名選手であるにもかかわらず、現時点では監督として適任ではないと判断した。クラブは彼が2022~2025年にレアル・マドリードU-19を指導した期間、綿密にスカウトを行い、その様子を長期的に観察した。その結果、今回の決定に至った。
報告書では、現時点ではクラブをドイツ頂点へ導くには経験が不足していると結論づけられた。選手時代の輝かしい実績や、キリアン・エムバペらを指導した経験は評価されたが、来季バイエルン・ミュンヘンと戦うには、より経験豊富な監督が必要との判断だ。
アルベロアの獲得見送りは、レバークーゼンにとって複雑な時期だった。同クラブは複数の候補を逃しており、元チェルシーのDFフィリペ・ルイスもモナコ監督就任で獲得できなかった。ルイスは戦術眼と実績で最有力視されていたが、ルイ2世スタジアムを選んだ。
さらに、元ボーンマス監督アンドニ・イラオラも最優先候補だったが、現在はリヴァプールの監督候補筆頭に挙げられている。これらの事態を受け、ロルフェスとカロはクラブ基準に合う「トップクラスの監督」を探し直すことになった。
レバークーゼンは新監督選びを最優先している。ブンデスリーガ6位で来季ヨーロッパリーグ出場が決まり、その流れは強まった。 現監督のヒュルマンドは2027年まで契約があるものの、後任が決まり次第退任する。クラブはアロンソ体制でつかんだ成功を再現できる戦術家を急ぐ。
アルベロアは将来性があるものの、クラブはここ数週間の低迷を受け、実績のない監督に賭けることをためらっている。そのため、新監督は他から探すことになりそうだ。アルベロアはベルナベウの影から抜け出し、欧州で飛躍できるチームを探し続けている。