バーミンガム・アカデミー出身のベリンガムは、16歳でトップチームデビューし、安全地帯を出た。2020年夏、ドイツの強豪ドルトムントへ高額移籍。
そこで才能が開花し、2023年には1億300万ユーロ(8900万ポンド/1億2000万ドル)でサンティアゴ・ベルナベウへ移籍。マドリードの「ガラクティコス」の中でも浮くことなく、急速にバロンドール候補に名を連ねた。
直近2シーズンは怪我で苦しみ、タイトル獲得を逃した。代表ではモーガン・ロジャースらが10番の座を脅かし、ベリンガムの立場も完全ではない。
彼はこれまで何度も批判を覆してきた。母国復帰が実現すれば、その流れはさらに加速するだろう。プレミアリーグの有力クラブは、チャンピオンズリーグ制覇を経験した彼を強く欲している。
リヴァプールのレジェンド、ファウラーはGOALの独占インタビューで、ベリンガムが将来プレミアリーグに戻り、アンフィールドでプレーする可能性について問われた。 「アンフィールドには優れた選手に来てほしいので、彼がここでプレーする姿を見たいですね。
プレミアリーグは世界最高だが、彼は今レアル・マドリードという世界有数のクラブでプレーしている。だから、すぐには戻らないだろう。
ただ、3〜5年後には可能性がないとは言えない。今のサッカー界や契約事情を考えると、驚きでもない。もし彼がスペインや他のトップチームでプレーしていないなら、プレミアリーグが最適だ。リヴァプールのファンとしては、彼のような偉大な選手を見たいね」
ベリンガムは当面、国内移籍のことは頭から追い払い、ワールドカップへの準備に集中する。 「スリー・ライオンズ」は今夏、北米で60年の苦悩に終止符を打とうとしている。
ベリンガムがチームでどの程度の役割を担うかはまだ不明だが、トーマス・トゥヘル監督は難しい采配を迫られる。中盤で複数のポジションをこなす彼に今後さらに何を求めるかと問われた、イングランド代表26キャップの元スター、ファウラーはこう語った。「彼を見ると、並外れた才能を感じる。 彼が今いる場所や、彼のタイプを考えれば、才能があるのは当然だ。
彼はバーミンガム時代から才能を示し、ドルトムントでも活躍し、マドリードへ移籍した。攻撃への積極性は誰もが称賛する。
ただ、外から見る限り、そのプレーを常に続けられるかという点ではまだ一貫性が足りない。代表監督は攻撃参加を歓迎する一方で、もっと素早く戻ることを求めるだろう。つまり、規律とバランスが課題だ。
前へ仕掛けるスピードは素晴らしいが、戻るスピードが少し遅い。その点が議論になる。攻撃時の彼は誰もが認める才能だが、守備への戻りの一貫性と規律が欠けると評価が下がる」
イングランド代表での出場数が50試合まであと4試合に迫っているベリンガムは、マドリードとの契約が2029年まで残っているため、当面は代表に専念できる。
すでにマドリードで成果を挙げており、将来的に好条件のオファーがあればプレミアリーグ移籍も選択肢となる。その際、彼はワールドカップ優勝という歴史を刻んでから新天地へ旅立ちたいと願うだろう。