現在クラブW杯に参加しているチェルシー。しかし、グループリーグ第3節は酷暑でのプレーを強いられそうだ。エスペランス戦の会場であるリンカーン・フィナンシャル・フィールドは、24日の気温が39度まで上昇することが予想されている。フィラデルフィアは「熱中症緊急事態宣言」を発令し、専用相談窓口を稼働させるなど危険な状況となっているようだ。
すでに今大会2試合を消化したチェルシーだが、初戦のLAFC戦は空調管理が整った屋内施設で戦っている。しかしフィラデルフィアの気温上昇は、チームに大きな影響を与えることになりそうだ。
『デイリー・メール』によると、FIFAのメディカルスタッフはクラブと連絡を取り合い、対策を強化するために30分と75分にクーリングブレイクを実施している。しかしエンツォ・マレスカ監督は、筋肉系の問題を抱えるリース・ジェームズやロメオ・ラヴィアらの起用に慎重にならざるを得ないと伝えられている。
なお今大会の過酷な気象条件は、南米のチームに有利に働いているとの指摘も。ボタフォゴはチャンピオンズリーグ王者パリ・サンジェルマンを撃破し、さらにフラメンゴもチェルシーを上回って勝利を収めている。
現在1勝1敗のチェルシー。最終節では、引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定する。