転機は41分、ジャクソンがセンターサークル付近でマルタン・テリエに対して無謀なタックルを仕掛けた場面だった。当初はイエローカードが提示されたが、VARの確認によりテリエの足首を強く踏みつけたことが判明し、即座にレッドカードに変更された。この退場により、バイエルンはリードを許した状態で10人での戦いを強いられることになった。
レバークーゼンは開始わずか6分で先制点を挙げた。ルイス・ディアスがモントレル・カルブレスにボールを奪われると、このウイングがパトリック・シックにパスを出し、シックがアレックス・ガルシアへスルーパスを送った。ガルシアのシュートはディフレクトしてコースが変わり、スヴェン・ウルライヒにはどうすることもできなかった。 ガルシアにとっては、今シーズン2得点目となるブンデスリーガでのゴールだった。バイエルンはボール支配率70%近くを記録したものの、組織立った守備陣を崩すのに苦戦し、ジャクソンが放った最初の決定機も枠を外れてしまった。
26分、アウェイチームは同点に追いついたと思ったが、その直後に悔しさが募った。 ヨシュア・キミッヒのフリーキックをアーネスト・ポクがヘディングでそらすと、ボールはヨナタン・ターの腕に当たってネットに吸い込まれた。しかし、その喜びも束の間、主審のクリスティアン・ディンガートがVAR映像を確認し、ハンドを理由にこのゴールを正式に取り消した。その直後、ターは古巣を相手にイエローカードを受け、次節の出場停止処分となった。
レバークーゼンは4分間のロスタイムを通じて攻勢を続け、急造されたバイエルンの陣形を引き伸ばし、前半はホームチームが1-0でリードして終了した。 試合の流れは完全にレバークーゼンに傾いたが、アウェイチームはすぐに巻き返した。60分を過ぎて途中出場したハリー・ケインのゴールが直後に取り消されたものの、その後ルイス・ディアスがヴィンセント・コンパニ率いるチームに同点弾をもたらし、試合を振り出しに戻した。しかし、ディアスも84分にシミュレーションで2枚目のイエローカードを受け、退場となった。