ブダペストでの歴史的決戦を前に、マルキーニョスはフランス代表FWウスマン・デンベレと公式会見に臨んだ。 センターバックのマルキーニョスは、ミケル・アルテタ監督率いるチームがもたらす難しさに触れ、欧州のビッグマッチを左右する細かな戦術の重要性を強調した。両チームの対戦は今回で8回目。互角の戦績が、英仏クラブ初対決となる欧州主要大会の決勝に緊張感を高めている。
欧州王者の座を守るための意気込みを問われたマルキーニョスは冒頭、こう語った。「一度チャンピオンズリーグを制し、その栄冠を味わえば、またあの瞬間が欲しくなる。
「決勝後のロッカールームの感動は今でも鮮明だ。もっと欲張らなければ、モチベーションを保たなければいけない。遠くから車を走らせてくれるファン、私の父も友人と一緒に来てくれる。その期待に応えるため、今年の野心は昨年以上だ。」
ブラジル人センターバックは、12か月前と同じ集中力と意欲で決勝に臨むと強調した。「感覚もモチベーションも同じだ。経験済みでも、我々は人間だ。重要な試合で周囲は騒がしい。
昨季は試合を巡る状況やプレッシャーをうまくコントロールしようとした。何も変えるつもりはない。これまで通り取り組み、昨年と同じモチベーションを維持する」
アーセナルのセットプレーや攻撃力をどう抑えるか問われたフランス代表の主将は「ここ数年何度も対戦し、彼らの強みは把握している。アーセナル戦の難しさは理解している。試合では何が起こるか分からない。あらゆる事態に備える必要がある。
「今シーズン、リヴァプールやチェルシー、バイエルン・ミュンヘンなど強豪と対戦した際も苦戦はあったが、我々は立ち直り、適応できた。決勝では細部が勝敗を分けるだろう。」
ルイス・エンリケ率いるチームは、欧州大会14試合で6失点のみの無敗アーセナルという難敵に挑む。フランス勢は44得点を挙げた強力攻撃を武器にするが、クラブ初制覇を狙うアーセナルの執拗な攻撃を封じるには、最終戦で守備陣が厳格な戦術規律を保つ必要がある。