マンチェスター・ユナイテッドのマーカス・ラッシュフォードは、バルセロナのラミン・ヤマルについて語った。
バルセロナの下部組織出身のヤマルは、2023年に15歳にしてファーストチームデビューを飾った。以降、順調に成長して昨シーズンから主力としてプレーし、昨夏にはスペイン代表としてEURO2024優勝を成し遂げた。そして今シーズン、開幕から好パフォーマンスを披露し続け、公式戦55試合で18得点25アシストを記録して、ラ・リーガ優勝やコパ・デル・レイ制覇に貢献した。
この活躍を受け、ヤマルは今年のバロンドールの最有力候補の1人にも挙がっている。パリ・サンジェルマンでチャンピオンズリーグ制覇を含む3冠を達成したウスマヌ・デンベレとの争いになると予想される中、ラッシュフォードはYouTubeチャンネル『XBuyer』でバルセロナの17歳FWについて語った。
「16歳や17歳でするはずのないことをやっているから、なんて言っていいのかわからない。彼は17歳で最高のレベルでプレーしていて、これは僕たちが今までに見てきたものだとは思わない。このようなメンタリティを持つことはスキルだ。彼のやっていることは普通のことではない。彼はまだ成長し続けるから、3年後に彼について僕たちが何と言っているのか知る由もない」
「フットボールの能力だけを見れはヤマルがバロンドールを受賞すべきだと思うけど、チャンピオンズリーグを制したデンベレに目を向ければ…、どのように彼らを見るか次第だと思う。どっちが受賞しても僕が疑問に思うことはない」
さらに、バルセロナからの関心が届くとされるラッシュフォードは、ヤマルとプレーしたいかと問われ「もちろんだ。世界中の誰もが最高の選手とプレーすることを望んでいる。願わくば、どうなるだろうね…」とコメントした。