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今月中にEL出場可否が決定?鎌田大地の所属クリスタル・パレス、FAカップ優勝も出場に暗雲

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UEFA(欧州サッカー連盟)は、クリスタル・パレスのヨーロッパリーグ(EL)出場について今月中の解決を望んでいるようだ。

今季から鎌田大地も所属するクリスタル・パレスは、先月に行われたFAカップ決勝戦でマンチェスター・シティを1-0と撃破。クラブ史上初優勝を達成し、来季のEL出場権も手にしていた。

しかし、共同オーナーであるジョン・テクストル氏がリヨン(フランス)を所有する「イーグル・フットボール・グループ」のオーナーを務めていることが問題に。リヨンも来季のEL出場権を獲得したが、UEFAの規則では同一大会に同一オーナーが所有するクラブの参加を認めていない。そして同一オーナーが所有する2クラブが同じ大会の出場権を得た場合、国内リーグで上位成績を収めたクラブが優先的に出場権を得るため、現時点ではリーグ・アンを6位で終えたリヨンが出場権を獲得することになっている。

問題の解決に向け、UEFAとクリスタル・パレスは話し合いを実施した模様。イギリス『スカイスポーツ』のチーフ記者であるカヴェ・ソルヘコル氏は、3日にUEFAの独立機関であるクラブ財務管理委員会(CFCB)とクリスタル・パレスのスティーブ・パリッシュ会長、テクストル氏が会合を行ったと伝えている。

この会合は証拠収集のために行われ、現在はCFCBが内部で問題を検証しているとのこと。また、テクストル氏はEL出場のために幹部を辞任する準備を進めているようだ。

EL予選1回戦の組み合わせ抽選会は6月17日に開催され、クリスタル・パレスが参加するリーグフェーズの抽選会は8月29日に予定されている、そうした中、UEFAは今月中に出場可否を判断したいと考えているようだ。今後の動向に注目が集まっている。