【欧州・海外サッカー ニュース】アトレティコ、成長し続ける!
アトレティコ・マドリーはソシオ(クラブ会員)数を15万1831人として、2025年を締め括っている。
ディエゴ・シメオネ監督が指導者としてクラブに帰還してから14年……アトレティコは常に成長を続けている。
今夏、本拠地メトロポリターノの年間シート購入者が史上最多の6万1304人に上り、8000人がウェイティングリストに名を連ねている状況の同クラブだが、年間シート非保持者を含めたソシオ数は2015年に15万1831人まで増加している。
ソシオ数の成長率は、まさに驚異的だ。2015年のソシオ数は7万8097人だったが、それから10年で約2倍となる94%の増加。シメオネ監督とともにクラブ最高の黄金期を迎え、“スペイン三強”の一角として数えられるアトレティコの信奉者は増え続けている。なお年間シート保持者のソシオ料金は、ラ・リーガのみの観戦で280ユーロ〜1650ユーロ(約5万円〜30万円)、全公式戦で365ユーロ〜2050ユーロ(約7万円〜37万円)となっており、チケットやグッズ割引など様々な特典を享受できる年間シート非保持者は13歳以下が34ユーロ(約6000円)、14〜24歳が50ユーロ(約9000円)、25歳以上が68ユーロ(1万2000円)となっている。
なおアトレティコは先に、アメリカのスポーツ投資ファンド、アポロ・スポーツ・キャピタル(ASC)がクラブを買収。アトレティコの評価額を25億ユーロ(約4500億円)と見積もったASCは、今後数カ月の間に同クラブの株式51〜55%を取得して最大株主となる。
ASCは今後、練習場建設や補強などにも投資を行う方針で、15万人のソシオ数を誇るクラブにふさわしい成長が期待される。