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72歳まで毎年1.8億円ゲット 大谷も結んだ後払い…語り継がれる“最悪の契約”

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後払い契約の一例を紹介

 ドジャースは近年、大谷翔平投手らスター選手と契約を交わす際に「後払い」の方式を多く導入している。この方式を語る上で“悪しき例”として語り継がれるのが、現在も支払いが継続中のメッツがボビー・ボニーヤ氏と結んだ契約だ。

 ドジャースは2025年オフも、エドウィン・ディアス投手、カイル・タッカー外野手を獲得し、契約金や年俸の一部を後払いにする方式をとっている。米紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者は「この仕組みを語るとき、必ず名前が挙がるのがボビー・ボニーヤです」と指摘し、その内容を振り返った。

 メジャー通算2113試合に出場し、2010安打、287本塁打、球宴出場6回の実績を残るボニーヤ氏は、1999年のシーズンを打率.199、4本塁打で終えると、メッツとの契約が1年残る中で解雇された。

 メッツは2000年に支払うはずだった590万ドル(約9億円)を、これを2011年から2035年までの分割払いに。メッツは年俸総額を削減できることに加え、当時メッツオーナーが後に逮捕されるバーナード・マドフ氏による投資スキームを信頼しており、ボニーヤ氏へ支払う金額は負担でないと思い込んでいたとされる。

 しかしマドフ氏の詐欺発覚により、メッツの投資金は元本ごと消失。結果的に後払いにしなければ590万ドルで済んだボニーヤ氏への支払いは、総額2975万ドル(約45億5000万円)となった。支払いは2035年まで年120万ドル(約1億8000万円)が支払われることになり、同年にボニーヤ氏は72歳になる。

 メッツからすれば“悪夢”とも言われるこの契約は、支払いが行われる毎年7月1日(日本時間2日)に米球界では「ボニー・ボニーヤ・デー」と呼ばれるほど有名。「USAトゥデイ」の記事の中では「自身が殿堂入りすることはない。しかし、彼の契約は殿堂入りする価値が十分にありそうだ」と締めくくられている。(Full-Count編集部)