2025年のプロ野球シーズンがいよいよ開幕。DAZNでは「#オレをみろ」を今季のテーマに掲げ、選手一人ひとりに注目した動画「1分ストーリーズ」を用意した。プロ野球を描き続ける11球団それぞれの“推し”ライターが、各チームにおける今シーズン注目の5選手を「オレをみろ」のテーマでコラム計55本を執筆。その世界観を音と映像で表現する。ナレーションには元MOROHAのアフロ氏を起用。選手たちをより深く知るためのエピソードを、かつてない世界観で体感できる試みとなる。DAZN Newsではその元になったコラムを3月17日から順次公開する。2025年シーズン、誰を推すか準備はできているか? 迷っても、迷わなくても「オレをみろ」。
「悔しさは僕が一番ある——」
埼玉西武ライオンズのエース・髙橋光成にとって、昨シーズンは決して忘れることのできない1年となった。
【動画はこちら】#オレをみろ「野球人生の分岐点」【西武|髙橋光成】
2021年から3年連続で二桁勝利を達成し、チーム投手陣の大黒柱なった髙橋。プロ10年目という節目を迎えた昨年は、エースとしてさらなる飛躍を目指すはずだった。
しかし、キャンプ中に右肩の張りを発症し、開幕一軍メンバーから外れてしまう。出だしでつまずいてしまった髙橋は、4月中旬に一軍へ復帰したが投打の巡り合わせも悪く勝てない日々が続いた。
ファームでの再調整を挟んでも、負の連鎖は止まらなかった。苦しみ、もがき続けたプロ10年目はリーグワーストタイの開幕11連敗という64年ぶりの不名誉な記録と共に、プロ入り初めてシーズン未勝利に終わり、チームも最下位に沈んだ。
こんなはずではない。オフシーズンの自主トレでは、チームの先輩・菊池雄星の運営する施設でトレーニングを積み、自分を追い込んできた。
「本当に今年は勝負の年、野球人生の分岐点だと思う」
今季の春季キャンプで強い決意を語った髙橋。プロ入りしてから一番という早い仕上がりで、順調に復活への歩みを進めている。
自身が背負う背番号13は、今季から一軍監督となった西口文也が2015年までの21年間で182勝を積み重ねてきたエースナンバー。偉大なる大先輩の間近で無様な姿は見せられない。
自らが分岐点と位置付ける今シーズン、その右腕で試合を支配する”エース”髙橋光成の復活を期待せずにはいられない。
文=岩国誠

プロ野球を観るならDAZNの野球専用プラン『DAZN BASEBALL』がおすすめだ。
月々2,300円(年間27,600円を「年間プラン・月々払い」のみでのご提供)で、プロ野球コンテンツを豊富に楽しめる専用プラン(年間プラン・月々払いのみでの提供)となっている。※広島主催試合は配信なし
そして、2月1日(土)~4月14日(月)にかけては新たなシーズンの始まりを記念する初月無料キャンペーンを実施。期間中に加入すれば年間25,300円(税込)と、通常の年間27,600円(税込)から2,300円引きとなる。