3月27日(金)、セ・パ両リーグのレギュラーシーズンが開幕を迎え、2026年の日本プロ野球がスタートする。
かつてプロ野球は地上波で盛んに放送されていたものの、現在はネット視聴が主流となっている。どの配信サービスが適しているかは、「特定の球団を追いかけたい」「パ・リーグのみ視聴できればいい」「プロ野球全体を追いたい」など、ユーザーの目的によってさまざまだ。
本記事では、「プロ野球を無料で視聴する方法」に特化して、その方法を解説する。
結論として、「シーズンを通して、全球団の試合を無料で視聴する」ことは難しい。ただし、一部の試合を無料で視聴したり、無料トライアル期間などを利用して一定期間のみ無料で視聴することは可能だ。
| サービス名 | 無料視聴できる試合 | 注意点 |
|---|---|---|
| DAZN | 4月3日以降、毎週金曜日に注目の1試合を無料配信 | 無料配信の対象球団、カードはさまざま |
| ニコニコプロ野球チャンネル | 横浜DeNAベイスターズ主催試合 | 混雑時はプレミアム会員優先となり、無料会員は追い出されることも |
| パ・リーグ Special | パ・リーグ主催の公式戦すべて | 無料視聴可能なのは楽天モバイルの契約者のみ。その他は月額702円(税込)~ |
| 楽天イーグルス公式スマホアプリ | 東北楽天ゴールデンイーグルスのファーム戦 | 一軍の試合は視聴不可 |
「DAZN」はプロ野球だけでなく、Jリーグや海外サッカー、Bリーグ、リーグワン、ボクシングなど、多様なスポーツを配信するサービス。プロ野球に関しては、有料プランでは広島東洋カープを除くセ・パ11球団の主催試合をライブ配信する。
そのDAZNにおいても、プロ野球を無料で視聴する方法がある。DAZNは4月3日(金)の北海道日本ハムファイターズ vs オリックス・バファローズを皮切りに、毎週金曜日に注目の1試合を「FRIDAY BASEBALL LIVE」として無料で配信する。特定の球団ではなく、さまざまな球団の試合を無料で視聴したい場合に最適な選択肢だと言える。
また、この「FRIDAY BASEBALL LIVE」では、視聴者同士がチャットでコミュニケーションが取れる「FanZone」(ファンゾーン)も実施される。同じ球団を応援しているユーザー同士がコミュニケーションを取りながら観戦を楽しめるのも特徴だ。

DAZN「FRIDAY BASEBALL LIVE」4月の配信カード
| 試合日 | 時間 | 配信カード |
|---|---|---|
| 4月3日(金) | 18:00 | 日本ハム vs オリックス |
| 4月10日(金) | 18:00 | 巨人 vs ヤクルト |
| 4月17日(金) | 18:00 | 楽天 vs ロッテ |
| 4月24日(金) | 18:00 | DeNA vs 巨人 |
「ニコニコプロ野球チャンネル」はニコニコ生放送内にあるチャンネルで、横浜DeNAベイスターズの取材試合を全試合生配信する。「DeNAの試合だけが視聴できればいい」というファンにとっては魅力的な選択肢になる。
無料会員であっても視聴は可能だが、月額790円(税込)のプレミアム会員に「追い出しなし・優先視聴」という優遇が用意されているため、無料会員は回線混雑時に配信から追い出されることがある。
「パ・リーグ Special」は「Rakuten TV」が提供する動画配信サービスで、パ・リーグ主催の公式戦がすべて見放題となる。さらにハイライトやファーム9球団の公式戦配信、オリジナルコンテンツも視聴可能だ。
通常、年額プラン5,602円(税込)、月額プラン702円(税込)のいずれかに加入する必要があるが、楽天モバイルの契約者は追加料金なしで「パ・リーグ Special」を視聴できる。楽天モバイル契約者限定ではあるが、無料でパ・リーグの試合を広く見られるのは魅力だろう。
「楽天イーグルス公式スマホアプリ」は、東北楽天ゴールデンイーグルスが提供する公式アプリ。楽天の試合情報やハイライト、限定コンテンツ、予想ゲームなどが楽しめるほか、ファーム(二軍)の試合が無料で視聴できる。
| サービス名 | 無料期間 | 無料期間終了後の料金 | 配信球団数 |
|---|---|---|---|
| スカパー! プロ野球セット | 初月0円 | 月額4,054円(税込) 別途基本料429円(税込) | 全12球団 |
| ベースボールLIVE | 初回1カ月無料 | 月額プラン770円(税込) 年額プラン5,940円(税込) | パ・リーグ6球団 |
| Amazon Prime Video J SPORTSチャンネル | 5日間無料 | 月額2,840円(税込) | 3球団(広島、中日、DeNA) |
| U-NEXT | 31日間無料 | 月額2,189円(税込) | 1球団(DeNA) |
ここまでに紹介した無料視聴の方法は、対象の球団やリーグが限定されていたり、携帯のプラン契約といった条件を要するものだった。ここからは、無料トライアル期間などを利用し、期間は限定ながらもっと幅広い球団の試合を視聴する方法を紹介する。
ここまで紹介した無料視聴の方法は、対象の球団やリーグ、期間が限られていた。「プロ野球をもっと幅広く視聴したい」という方のために、有料ながらオトクな視聴方法を紹介する。
ただし、プロ野球のネット配信は球団やリーグが限られているサービスが多く、多くの球団を網羅して視聴できるサービスは限られている。有力な候補は「DAZN」と「スカパー! プロ野球セット」になるだろう。そのうち「DAZN」は支払い方法や視聴可能コンテンツに応じて複数のプランが存在する。
| サービス名 | 料金 | 配信球団数 | 備考 |
|---|---|---|---|
| DAZN Standard 月間プラン | 月額4,200円(税込) | 広島を除く11球団 | プロ野球以外のサッカー、バスケ、ラグビーなども視聴可能 |
| DAZN Standard 年間プラン(一括払い) | 年額32,000円(税込) ※月額換算2,667円 | 広島を除く11球団 | プロ野球以外のサッカー、バスケ、ラグビーなども視聴可能 |
| DAZN Standard 年間プラン(月々払い) | 月額3,200円(税込) ※年間総額38,400円 | 広島を除く11球団 | プロ野球以外のサッカー、バスケ、ラグビーなども視聴可能 |
| DAZN BASEBALL 年間プラン(月々払い) | 年額27,600円(税込) ※月額換算2,300円 | 広島を除く11球団 | DAZNのプロ野球コンテンツのみが視聴可能 |
| スカパー! プロ野球セット | 月額4,054円(税込) 別途基本料429円(税込) | 12球団 |

「広島東洋カープを除く」という前提はあるものの、「DAZN」ではその他11球団のレギュラーシーズンの試合はもちろん、春季キャンプやオープン戦、交流戦、クライマックスシリーズのライブ配信、そしてオリジナルコンテンツやドキュメンタリーなど、多様なプロ野球コンテンツを視聴することができる。
さらに、Jリーグや海外サッカー、Bリーグ、リーグワンなどさまざまな競技が視聴できることも「DAZN」の特徴だが、「プロ野球だけ視聴できればいい」という方にとっては「DAZN BASEBALL」が最もコストパフォーマンスに優れた選択になるだろう。
なお、「DAZN BASEBALL」では、2026年4月19日までの申し込みに限り「初月無料」となるキャンペーンを実施している。これを利用すれば、年額25,300円(月々換算2,108円)でプロ野球のシーズンを丸ごと楽しむことができる。