DAZNは現在、初のリアリティショー『THE ANNOUNCER -スポーツ実況者オーディション-』を配信している。
これは未来のスポーツ実況者を発掘・育成を目指すオーディション型プロジェクトで、19歳から55歳までの男女30人が参加。グランプリ受賞者は来季のDAZNによるNPB配信で実況席に座る権利を得る。
3次選考を通過した7人の候補者たちは、4次選考として11月23日からDAZNで配信がスタートしたジャパンウィンターリーグ(JWL)の実況に挑戦することになる。いよいよ実戦の場に立つことになる候補者たちは、どんな思いでその時を迎えるのか。この記事では、4次選考に残った候補者7名のうち、2名を紹介する。

東京都在住 芸人
11月26日(水)14:00 ロックス vs オリオンズ
12月1日(月)14:00 エイサー vs ストリングス
12月8日(月)10:00 レキオス vs オリオンズ
――オーディションに応募したきっかけは?
マネージャーから「こんなのあるよ」と教えてもらったのがきっかけです。面白そうだと思って、応募してみた感じですね。
――普段のお仕事・活動内容を教えてください。
今はピンで活動しています。ネタはほとんどやっていなくて、YouTubeで動画投稿を続けています。また、トークライブに出演したり、DeNAが作ったスポーツ応援実況アプリ「play by sports」でファーム戦のイベント配信などもやっています。野球関連の活動がメインです。
――オーディションを通じて学んだことや気づいたことはありますか?
芸人とアナウンサーは本当に対極だと感じました。芸人は間違ってもいいけど、アナウンサーは間違えちゃいけない。ただ、実況の実技で講師の北川(義隆)さんが僕のスタイルを受け入れてくれて、「アナウンサー像にとらわれなくていい」と思えたのは大きかったです。
――「伝える」うえで大切にしていることは?
大きい声でしゃべることです。芸人もアナウンサーも声が小さいと損なので。声が大きいと、ハードルも下がるし、普通のことを言っても笑いになることもあります。
――独特の実況スタイルが生まれたきっかけは?
狙って作ったわけではないです。2次選考で、僕の前の人たちは同じ2シーンを使っていて、僕もそのつもりで準備していました。でも、僕の番で全く違うシーンが映って「やばい」と思い、必死で対応した結果があの形でした。
――実況で視聴者に伝えたいことはありますか?
伝えたい、というより「一緒に見ている」という感覚に近いです。選手について「こうじゃない?」などと話したり、盛り上がりどころは実況せずにリアクションしたり。本番でどうなるかはわからないですが、一緒に楽しんでもらえる実況をしたいです。
神奈川県在住 スポーツライター
11月27日(木)14:00 ブレイズ vs レキオス
11月30日(日)14:00 ストリングス vs ブレイズ
12月4日(木)10:00 レキオス vs エイサー
12月6日(土)13:00 ホームランダービー/Japan vs Overseas
――オーディションに応募したきっかけは?
幼少期の頃から「将来は野球選手か、野球を伝える人になりたい」と漠然と思っていました。プレーする側は途中で難しくなって、そこからは “伝える側” の仕事に興味を持つようになりました。書く仕事はかなった一方で、しゃべる仕事は中途半端なままでした。そこで今回の応募を見て「挑戦したい」と。これを逃したら後悔すると感じました。
――普段はどんなお仕事をされていますか?
「スポーツライター」と名乗ってはいますが、実際の仕事は多岐にわたります。編集の仕事や業務委託でのサポートなども行っています。
――その経験は今回の実況やオーディションにどう生かせそうですか?
野球の知識量は参加者の中でもトップクラスだという自負があります。野球を専門に扱ってきたので、そこは負けられない部分です。課題は「その知識をどう言葉に乗せて伝えるか」ですね。
――ここまでの選考で感じたことは?
まず驚いたのは、参加者の熱量です。全員が真剣に課題へ取り組み、人間性も良い方ばかりでした。班ごとに行動する場面もあり、同じ班のメンバーとは就職活動の時のような連帯感も生まれました。
――「伝える」うえで大切にしていることは?
媒体や場によって求められる深さ・温度感・レンジの違いを強く意識しています。今回のJWLはコアな野球ファンが見るコンテンツ。熱量が高い視聴者に対して、こちらも相応の姿勢で臨みたいと思っています。
――JWLでの実況で注目してほしいポイントは?
まずは押さえるべき情報を確実に押さえること。そのうえで、野球そのものの楽しさが少しでもマイクに乗ればいいなと思います。参加者の中で自分は“正統派タイプ”だと考えているので、聞いていて安心できる実況を目指しています。