ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースは、今オフのFA市場で最大の目玉の一人とされたカイル・タッカー外野手と4年総額2億4000万ドル(約381億円)で契約合意した。しかし、この歓喜の裏で、一人の韓国人プレーヤーが厳しい現実に直面している。
MLB公式サイトは15日(日本時間16日)、今シーズンのドジャースの予想先発打順を発表した。大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンの“ビッグ3”に続く4番にタッカーが座り、その後もウィル・スミスらオールスター級の名前が9番まで並ぶ。だが、メジャー2年目を迎えるキム・ヘソンは選出されなかった。
韓国メディア「OSEN」は「『まさかまたベンチ要員?』 キム・ヘソン、ドジャース脱出のみが生き残る道か、3540億ウォンの大物FA合流→先発ラインナップから消えた」との見出しでキムの現況を伝えた。タッカー加入で課題とされた外野が一気に強みになった一方で、「キム・ヘソンの立場はさらに狭まった」と指摘する。
キムは昨年1月にポスティングシステムを経て3年1250万ドル(約19億7000万円)で加入。開幕からしばらくマイナーで過ごしたが、トミー・エドマンの故障もあって5月に昇格すると、シーズンの最後まで完走した。71試合の170打席で打率.280、3本塁打17打点、OPS.699、13盗塁。ポストシーズンで打席に立つことはなかったが、サヨナラのホームイン、ワールドシリーズ第7戦の延長11回からフィールドに立った。
2026シーズンはエドマンが主に外野で起用される見込だった。「OSEN」は、キムが「内野争いに余裕が生まれるシナリオを夢見ていた」とするも「タッカーの加勢によってレギュラー争いに赤信号が灯った」と嘆いている。果たしてメジャー2年目の今季、キムはドジャースにおいて確たる地位を築けるだろうか。(Full-Count編集部)