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米国代表、ヒヤヒヤの準々決勝進出 監督が失言、投手陣炎上も…イタリアの“他力本願”に救われる

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WBCプールB最終戦でイタリアがメキシコに勝利

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日(日本時間12日)、1次ラウンド・プールBの最終戦、メキシコ-イタリア戦が行われた。イタリア代表が4連勝を達成。プールBの1位通過を決めるとともに、3勝1敗の米国代表の2位が決定。“優勝候補”がイタリア代表に救われる形で準々決勝進出を決めた。

 プールBは米国が3勝1敗で全日程を終了した。イタリアがメキシコを下すと、1位通過イタリア、2位米国と。メキシコが勝利した場合は3勝1敗で3か国が並び、失点率の計算で順位が決定。9回決着でメキシコが4得点以下で勝利するとメキシコとイタリアが突破、5得点以上ならメキシコと米国が勝ち抜けだった。試合内容次第では米国敗退の可能性も十分に考えられたが、杞憂に終わった。

 イタリアは2回にビニー・パスカンティーノのソロで先制すると、4回にはジョン・バーティにも一発。5回も3得点を挙げ、一気に米国優位の状況となった。その後もパスカンティーノは6回、8回にもアーチをかけ、WBC史上初の1試合3本塁打を成し遂げるなど、強力打線がメキシコを粉砕した。

 ここまでの米国代表は、“銀河系軍団”とは思えぬほど苦戦が続いている。主将にアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)を据え、サイ・ヤング賞投手のポール・スキーンズ(パイレーツ)とタリク・スクーバル(タイガース)を招集。昨季60ホーマーのカル・ローリー捕手(マリナーズ)らのオールスター軍団を結成。2017年以来の優勝が至上命題とされた。

 7日(同8日)のブラジル戦では15得点の裏で5失点。8日(同9日)のイギリス戦も序盤は劣勢。最後は9-1で突き放した。9日(同10日)の“宿敵”メキシコ戦は5-3の接戦をどうにかものにしたが、10日(同11日)のイタリア戦は一時0-8とボロボロな状況に追い込まれた。ピート・クロウ=アームストロング外野手(カブス)の2打席連発などで反撃したが、6-8で敗れて大金星を献上した。

 試合後にはマーク・デローサ監督に批判の声が殺到した。イタリア戦前に出演したMLBネットワークのテレビ番組「Hot Stove」番組内で「すでに準々決勝進出は決まっていますが、それでもこの試合に勝ちたいと思っています」との“勘違い発言”が炎上の火種を生んだ。

 それでも、首の皮一枚のところでグループリーグを突破。準々決勝からは文字通り負けたら終わりの試合となる。まだまだ本調子とは言えない米国代表は、準々決勝進出でプールA1位のカナダと対戦する。(Full-Count編集部)