今季も公式戦39試合で33ゴールと活躍を見せたクリスティアーノ・ロナウド。しかし、アル・ナスルは無冠に終わったばかりか、来季のAFCチャンピオンズリーグ・エリート出場権も獲得できず。こうした状況からスペイン『マルカ』は、40歳のポルトガル代表FWはチームの強化方針にも不満を抱えており、確実と見られていた契約延長も潰える可能性があると伝えている。
さらに『マルカ』は、C・ロナウドに対してはブラジルのクラブが接触していると指摘。年俸額など契約条件について明かされていないが、外部投資家の重要な出資金もあって「破格のオファー」になるとも。なお、関心を示すのは今夏のクラブ・ワールドカップ出場が約束されているクラブであるようだ。
一方でC・ロナウドについては、プロデビューを果たしたスポルティングCP、さらに一部でレアル・マドリー復帰説も囁かれている。
レアル・マドリーOBであるフェルナンド・モリエンテス氏は、『CasinoHawks』でC・ロナウドの今後について持論を展開している。
「年齢を重ねると、彼だけでなく誰もが期待や野心が低下していき、レベルを下げる必要がある。そうした年齢の選手がサウジ・プロリーグに参加するのは、選手としてのキャリアを締めくくりに向かっていると思う」
「彼が特別なモチベーションに動かされてユニフォームを着るかどうかはわからない。スポルティングCPは、確かに彼の始まりの場所だね。一方で、レアル・マドリーはもうほぼ不可能だろう」
「彼には自分が望む場所で引退して欲しいと思う。私としては、始まりのクラブで引退する選手が好きなんだ。クリスティアーノがそうするかはわからないけどね」
2022年に17歳でプロデビューを果たし、その翌年にマンチェスター・ユナイテッドへ移籍したC・ロナウド。モリエンテス氏が願うように、スポルティングCPに復帰する可能性はあるのだろうか。