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「エンバペがジダンに達することは決してない」フランス代表OBが断言…「むしろ誰も追いつけない」

GOAL

【欧州・海外サッカー ニュース】フランス代表OBフランク・ルブーフ氏は、レアル・マドリー(ラ・リーガ)のエースについて持論を展開した。

フランス代表OBフランク・ルブーフ氏は、キリアン・エンバペとジネディーヌ・ジダン氏の比較について語っている。

パリ・サンジェルマンで歴代最多256ゴールを記録して6度のリーグ・アン制覇を達成した後、昨季からプレーするレアル・マドリーでも83試合で73ゴール10アシストを記録するエンバペ。2017年に18歳の若さでフランス代表デビューを飾ると、2018年ワールドカップでは優勝の立役者に。ここまで94試合で55ゴールと同国歴代2位の得点記録を誇り、キャプテンとしてチームを牽引し続けている。

そんなエンバペについては、現地では「フランス史上最高の選手なのか?」との議論が度々話題となっている。1998年ワールドカップ優勝メンバーであるルブーフ氏は、『GOAL』のインタビューでこの論争について問われると、かつてのチームメイトでもあるジダン氏には「及ばない」と断言している。

「(史上最高の選手?)それは絶対に違うね。ジズーと比べることはできない。キャリアや活躍した時期を比較するのは難しいけど、ジズーは素晴らしい選手であるだけでなく、その振る舞いも愛された。2006年のミスがあったとしてもね」

「キリアン・エンバペはプライベートで物議を醸し、一部のフランス人の怒りを買った。彼はジダンの地位に達することは決してないだろう。というよりも、誰も彼に追いつくことはできないんだ」

「当時のミシェル・プラティニやレイモン・コパもアイコン的な選手だった。エンバペが彼らと同じレベルに到達できるかどうかは、キャリアの終盤になって初めてわかるはずだ」

「エンバペは間違いなく素晴らしい選手だし、スマートな男だ。彼のことは誇らしいよ。だが、『なんて選手なんだ!』と感嘆するにはもっとピッチ上で努力しないとね。ほぼ毎試合ゴールを決めるし、レアル・マドリーは本当に幸運だと思う。しかし、まだ少し何かが必要だ。例えばボールを失った後、もう少し追いかけてチームを助けたい姿勢を見せるとかね」

「現代では、ゴール数やパス本数、走行距離といったスタッツがすべてになっている。私としては、キリアン・エンバペは現代フットボールの本質を体現した選手だ。私の中になかった選手像だよ。もっと彼のプレーを見ていたいね」