今季はパウロ・フォンセカ前監督の下で出発したが、成績不振によってシーズン中に指揮官交代を敢行。しかしセルジオ・コンセイソン監督体制でも状況は改善されず、苦しみ続けたミラン。先日のコッパ・イタリア決勝ではボローニャに敗れると、セリエAでも最終節のモンツァ戦は2-0で勝利したものの、7位以下が確定。来季は欧州カップ戦なしとなった。
そんな苦しんだミランだが、サポーターのオーナー陣に対する怒りが爆発した。『The Athletic』によると、モンツァ戦前にはクラブ本部であるカーザ・ミランの外に約5000人のウルトラスが集結したという。
集結したウルトラスは、ミランの伝説的な選手であり、2023年に「レッドバード」がオーナーになるまでテクニカルダイレクターを務めたパウロ・マルディーニ氏や、クラブ史上最も成功したオーナーである故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏のチャントを歌いつつ、スタジアムへと抗議の行進を繰り広げている。
さらにウルトラスは、キックオフ直前の整列の際に「Go Home(帰れ)」とのメッセージを掲げ、「レッドバード」に対してクラブ株式を売却して退任を要求するチャントも歌っている。
「レッドバード」による買収前の2022年には11シーズンぶりのスクデットを獲得したミラン。しかし、それ以降のタイトルは今年のスーペルコパ・イタリアーナの1つのみ。またコンセイソン監督は今季限りで退任することが濃厚と見られるなど、混乱が続いている。