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格下相手に取りこぼしのユヴェントス、デイヴィッドの中央狙いのPK失敗に酷評「彼はマラドーナやバッジョじゃない。失う物しかない」伊解説陣が指摘する2つの問題点とは? | セリエA

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ルチアーノ・スパレッティ率いる5位ユヴェントスは4日、レッチェと対戦。前半アディショナルタイムに相手の先制点を許すと、49分にウェストン・マッケニーの得点で同点に追いついたが、その後はジョナサン・デイヴィッドのPK失敗などチャンスを生かすことができず、1-1のドローに終わった。

順位表では、アタランタに敗れたローマと並ぶ33ポイントで4位に浮上したユヴェントス。だが決勝点を挙げる絶好のチャンスとなった66分のPKに失敗したデイヴィッドに矛先が向けられている。『DAZN(ダゾーン)イタリア』の解説陣は、同点の場面でデイヴィッドが放ったゴール中央下部への緩いPKについて厳しい見解を示している。

物議を醸したデイヴィッドのPK

「Fuoriclasse」に出演した元インテル指揮官のアンドレア・ストラマッチョーニ氏は、「誰がPKを蹴るべきだったか」と「どんなキックだったか」の2点に分けて問題を考えるべきであると主張した。元インテル指揮官はまずデイヴィッドのキックの仕方について語った。

「最後にゴールを決めたのが昨年8月の第1節で、以降、無得点であるならば、困難な状況にあるということだ。そこでチームメートからボールを渡されたのなら、このようなPKを蹴るべきではない。誰にでも失敗はあり、失敗したかどうかの話ではない。論点はどのようなキックだったかということだ」

「彼はキャリアでこのようなPKを何度も蹴ったことのある(ディエゴ)マラドーナや(ロベルト)バッジョではない。このようなPKを蹴れば、チームに対してリスペクトがなかったと判断されかねない」

「チームメートからボールを託されたのなら、ゴールを突き刺すようなシュートを蹴るべきだ。ゴールバー直撃となるかもしれないし、上方へ外れるかもしれない。GKに止められてしまうかもしれない。だが今回は重要な責任を負っていたのにもかかわらず、ループシュートの失敗だった」

「Vamos!」に出演したユヴェントスOBのエマヌエレ・ジャッケリーニ氏とエルナネス氏も批判を繰り出した。ジャッケリーニ氏は「スパレッティは『もう少し高く蹴っていればゴールだった』と言っていたが、あんな形で蹴れば失う物しかないPKだった。何も得することがない」と酷評。「私はデイヴィッドにPKを指導するつもりはない。だが試合における難しい局面なんだ。決意を持って力強く蹴るべきなんだ。それがなかった。そこが残念だ」と嘆いた。

エルナネスは「今の選手たちは、良識を疑わせるようなことをするのが勇気やパーソナリティと勘違いしている。シンプルだが良いプレーをするべきなんだ」と語り、デイヴィッドが1-1の場面で確実性を重視しなかったことに疑問を呈した。

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誰が蹴るべきだったのか?

ストラマッチョーニ氏は、ユヴェントスの選手たちがPKキッカーを巡ってやり取りをしていたシーンを振り返り、「(マヌエル)ロカテッリとユルディズがデイヴィッドにボールを渡した時、観客席からブーイングが起きた」と指摘。「それは『ユルディズが蹴るべき』と言っているように聞こえた」と明かした。試合の重要な局面においては、チームの10番を背負う選手がPKキッカーを務めるべきであると強調。長らく無得点のデイヴィッドにPKを譲るべきではなかったと指摘している。

「私は過去にディエゴ・ミリートや(ヴェスレイ)スナイデル、トト(アントニオ)ディ・ナターレら偉大なカンピオーネ(王者)たちを指導した経験がある。PKはその時点まで最も良いパフォーマンスで試合を引っ張っていた10番の選手がPKキッカーになるべきだ。彼が蹴るべきなんだ」

「3-1や4-1、3-0の場面ならPKを譲るかもしれないが、結果を出さなければならない状況で2-1となるチャンスのPKだった。ロカテッリもキッカーだが、あの場面はチームの10番が蹴るべきだ。優しさを見せる場面ではない。(フランチェスコ)トッティや(アレッサンドロ)デル・ピエロなら蹴っていた。チームメートを助ける時ではない」

現役時代にサンプドリアやラツィオなどでプレーした元FWのファビオ・バッザーニ氏も「私も全く賛同だ」とストラマッチョーニ氏に同意し、苦言を呈した。

「スパレッティは選手を擁護していたが、ストラマが正しい。他の選手が蹴っても失敗したかもしれないが、あの場面はキッカーが蹴るべきだった。デイヴィッドはあのPKが技術面でベストのキックと考えたのだろうが、『あのような蹴り方ではダメだ』と言われて追い込まれる可能性のあるものだった」

2025-12-07-juventus-kenan-yildiz(C)Getty images

最後にストラマッチョーニ氏が元指揮官として見解を述べた。

「こんなPKを蹴るのはものすごいリスクを負うことになる。(レッチェGKヴラディミーロ)ファルコーネが動かなければ正面で止められてしまう。彼はユヴェントスのユニフォームを身にまとった選手なんだよ。試合終盤にロカテッリとケナン・ユルディズがPKを譲ってくれたのなら、リスペクトの面においても最善の方法でPKを蹴らなければならない。われわれ指揮官はこうしたリスクが生じるPKに関して厳しいものだ」

放送・配信予定

  • サッスオーロ vs ユヴェントス
  • 配信:DAZN
  • キックオフ:2026年1月7日(水)日本時間4:45
  • 実況:河村太朗
  • 会場:マペイ・スタジアム

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