AFCチャンピオンズリーグエリートファイナルズに横浜FMが出場していたことから延期されていた第14節がミッドウィークに開催される。最下位の横浜FMと2位につける柏。互いの状況は大きく異なるが、どちらが水曜の夜に歓喜の声を上げるか。
ホームで迎え撃つ横浜FMは、なかなか浮上のきっかけを見出すことができていない。前節のセレッソ大阪戦もパトリック・キスノーボ氏が正式に監督に就任してからの初陣となったが、前半から相手に主導権を握られてしまう展開となる。結局、前半のうちに失点。後半は戦い方を改善して反撃の雰囲気を出して行ったが、最後までゴールネットを揺らすことができずに0-1の敗戦を喫した。これにより4連敗。19位のアルビレックス新潟と2試合の差はあるものの、勝ち点差「5」と少しばかり差が開いてしまっている。
チームとしては現状をどうにか打破するためにも早く一つ勝利が欲しい。今週は中2日の連戦が続くことになるが、総合力で1試合1試合を乗り越えていくしかないだろう。改善すべきはゲーム運びだ。今季、ここまで1勝のみという状況からも分かるようになかなか勝ち切ることができていない。先制点を奪って、失点を許さず、勝利するという流れを作っていきたいところだ。期待したいのはエースのアンデルソン・ロペス。苦しむチームを勝利に導けるか。
一方、柏は絶好調だ。前節のファジアーノ岡山戦は前半こそ得点を奪えなかったが、少しずつ相手を押し込んでいき、後半に途中出場の細谷真大とジエゴがゴールを奪取。難しい試合を勝ち切る勝負強さを見せ、3連勝を手にした。これで柏は10戦無敗。得点数が決して多いわけではないが、失点数はリーグトップの数字を記録しており、今節も堅守を前面に出して勝利に近づいていきたい。
攻撃面では様々なアタッカーに得点が生まれているのは強みの一つとなる。主力として起用されることの多い垣田裕暉が4得点を奪い、前節の岡山戦で結果を残した細谷が3得点、また木下康介も2得点を奪っており、得点を奪えているストライカーが今節もキーマンとなりそうだ。特に注目したいのは細谷。前節は途中出場となった中、見事なボールコントロールと巧みなシュートでゴールを奪取しており、その感覚を今節にも繋げていきたい。
最下位を脱出したい横浜FMと首位を追走する柏。注目の一戦は14日19時キックオフだ。
| 日程 | 対戦カード | 配信・放送予定 |
|---|---|---|
| 5/3(土・祝) | 鹿島アントラーズ vs FC町田ゼルビア | DAZN |
| 5/3(土・祝) | 浦和レッズ vs 東京ヴェルディ | DAZN |
| 5/3(土・祝) | アルビレックス新潟 vs FC東京 | DAZN |
| 5/3(土・祝) | 清水エスパルス vs 名古屋グランパス | DAZN |
| 5/3(土・祝) | 京都サンガF.C. vs セレッソ大阪 | DAZN |
| 5/3(土・祝) | ガンバ大阪 vs 湘南ベルマーレ | DAZN |
| 5/3(土・祝) | サンフレッチェ広島 vs アビスパ福岡 | DAZN |
| ※5 | 川崎フロンターレ vs 横浜FC | DAZN |
| ※5 | 横浜F・マリノス vs 柏レイソル | DAZN |
| ※5 | ヴィッセル神戸 vs ファジアーノ岡山 | DAZN |
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