FIBAバスケットボールワールドカップ2027の本大会出場権を懸けた「アジア予選」が、2025年11月からスタートする。アジア・オセアニアの強豪16カ国が4つのグループに分かれて1次予選を戦い、その後の2次予選を経て、最終的にアジア地区から7チーム(開催国カタールを除く)が本大会への切符をつかむ。
本記事では、アジア予選に出場する国・地域の一覧、グループごとの組み合わせ、Window制を採用した予選方式、FIBAバスケW杯2027本大会への出場条件まで、大会の“仕組み”をまとめて紹介する。
FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア予選は、アジアおよびオセアニアの代表チームが本大会出場権を争う大会である。開催期間は 2025年11月24日〜2027年3月2日 までの約1年半で、6つの「Window」に分かれてホーム&アウェー方式の試合が行われる。
各Windowでは、代表チームが原則として 2試合ずつ を戦う。移動負担を抑えつつもホームコートアドバンテージを活かせるよう設計されているのが特徴だ。
なお、本大会の開催地である カタール は開催国枠として、すでにFIBAバスケットボールワールドカップ2027本大会への出場が決まっている。
FIBAバスケW杯2027アジア予選には、アジアおよびオセアニアから 計16チーム が参加する。 ※2025年3月28日時点のFIBAランキング
オーストラリアや日本、中国、イラン、レバノンといった常連勢に加え、グアムやサウジアラビアなど成長著しい国・地域も顔を揃える形となっている。
FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア予選の1次ラウンドでは、 出場16チームが グループA〜Dの4つ に振り分けられ、各グループでホーム&アウェー方式の総当たり戦を行う。 1チームあたり戦う試合は計6試合(ホーム3試合・アウェー3試合)で、その成績が2次予選のスタート順位に直結する重要なステージである。
アジア予選は、FIBAの大陸予選の中でも “勝敗の持ち越し” が大きな特徴として挙げられる。 1次予選で得た勝ち点・得失点差はそのまま2次予選に反映されるため、1戦目から本大会出場をかけた戦いが始まっていると言っていい。 序盤の取りこぼしが大きな痛手となる、非常にタフなレギュレーションである。
1次予選の結果を受け、 各グループ上位3チーム が2次予選へ進出する。 ただし、開催国カタールが所属するグループDのみ、カタールを除いた 上位2チーム が進出となる特別ルールが設定されている。
特にアジア予選では、接戦の多い中東・東アジア勢が同グループに集まる傾向があり、 “勝ち点1”や“得失点差1点”が後々の順位に大きな意味を持つ。 本大会出場を目指すチームにとって、1次予選の戦いはそのまま流れを決める最重要フェーズになる。
1次予選を勝ち抜いたチームは、2026年8月以降に始まる 2次予選 へ進む。 2次予選では、1次予選の4グループ(A〜D)の成績をもとに グループE・グループF の2つへ再編され、 本大会出場権を懸けた最終ステージが行われる。
特徴的なのは、2次予選へ進んだ段階で チームごとの勝敗・勝ち点・得失点差がそのまま持ち越される 点だ。 1次予選で積み上げた結果が2次予選開始時点で“順位の差”として明確に現れるため、序盤の負けが後々まで響く構造となっている。
グループEは、1次予選の グループA上位3チーム(A1〜A3) と、 グループC上位3チーム(C1〜C3) によって構成される。 合流した計6チームは、1次予選で対戦していない3チームとホーム&アウェーで対戦し、 各チームが2次予選で 新たに6試合 を戦うことになる。
グループFは、1次予選の グループB上位3チーム(B1〜B3) と、 グループDからカタールを除く上位2チーム(D1・D2) に、開催国 カタール が加わる。
このため、グループFは事前に“6枠中1つがカタールで占有される”構造となり、他5チームが実質的に出場権を争う形となる。 カタールの試合は順位に影響するが、カタールの最終順位は出場枠の計算から除外される点が特徴だ。
2次予選では、1次予選で対戦していない国同士が新たに ホーム&アウェー方式 で対戦する。 同じ1次予選グループにいた国とは試合を行わず、1次予選での勝敗がそのまま反映される。
2次予選に進んだ時点で、すべてのチームは 最大12試合(1次予選6試合+2次予選6試合) の勝敗結果を積み上げ、 アジア地区の最終順位を争う。 この総勝敗数にもとづいて、FIBAバスケットボールワールドカップ2027本大会への出場チームが決定する。
FIBAバスケットボールワールドカップ2027の本大会には、 アジア地区から 合計7チーム が出場する。 この「7」という数字には開催国カタールは含まれておらず、 カタールは開催国枠としてすでに本大会の出場が確定している。
そのため、アジア予選では カタールを除いた上位7チーム が本大会行きのチケットを手にする。 出場枠の配分は、2次予選(グループE・グループF)の最終順位をもとに以下のように決定される。
この配分は「地理的な公平性」と「各大陸の競争力」を踏まえたFIBAの基準にもとづいている。 特に、どちらのグループから7枠目が出るかは固定ではなく、 両グループの4位チーム同士の成績比較にも注目が集まる。
最終順位は、2次予選終了後に通算成績やスタッツをもとに決まる。 細かな順位決定方法はFIBAの公式ルールに従うが、 おおまかには次のような指標が重要になる。
とりわけ重要なのは、 1次予選の勝敗が持ち越される点 である。 1次予選でのわずかな取りこぼしが2次予選の順位に大きく影響するため、 実質的には大会開始時点から「W杯出場ラインを見据えた戦い」が始まっていると言ってよい。
アジア予選は全6Window・最大12試合の長丁場になるが、ホーム戦で確実に勝ち点を積み重ね、 アウェー戦でいかに粘れるかが本大会への道を左右する大きなポイントとなる。
FIBAバスケットボールワールドカップ2027アジア予選は、アジア・オセアニアの強豪が本大会出場権を争う長期戦であり、 1次予選から2次予選までのすべての試合が最終順位に影響するタフな戦いとなる。 ここでは、本記事で解説した内容をあらためて整理する。
長期間にわたるアジア予選は、毎Windowごとに状況が大きく変化するダイナミックな大会である。 日本を含む各国の勝敗は、1次予選序盤から2次予選の最終戦まで積み上がるため、 どの試合も本大会行きに直結する重みを持つ。
果たしてワールドカップへの出場権を獲得できるのか。日本代表の戦いぶりが注目される。
・FIBAバスケW杯2027アジア予選|日本代表・日程・放送予定・試合結果・順位表
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