オシャキー・フォスターは、金曜日(現地時刻)の計量でスティーブン・フルトンJr.がリミットを2ポンド上回ってきた姿に苛立ちを覚えていた。
さらに、自分が「B級」扱いされたこともフォスターの神経を逆なでした。
日本時間12月7日に行われた試合で、フォスターはそのフラストレーションすべてをリング上でぶつけた。ジャブを軸に距離を完璧にコントロールし、フルトンJr.を一方的に封じ込める内容で圧勝したのだ。この勝利により、空位だったWBCライト級暫定王座を獲得し、WBCスーパーフェザー級王座防衛に加えて新たなタイトルを得た。米・テキサス州サンアントニオのフロスト・バンク・センターでの採点は、117-111、118-110、119-109で、いずれもフォスターを支持するワンサイドな判定だった。
試合を通じてフォスターは、リング上のポジショニングを抜群のセンスで管理した。米・フィラデルフィア出身のフルトンJr.が懸命に距離を詰めようとするたび、その動きにタイミングよくパンチを合わせていった。
ジャブで間合いを支配していない局面でも、フォスターは手数で主導権を握った。ワンツーの単発狙いやフックを交えながら、試合のペースそのものをコントロールした。
第9ラウンドには口から、第11ラウンドには鼻から出血したフルトンJr.は、フォスターが提示した難解なパズルを最後まで解き明かすことができなかった。
試合前、フォスターには「手数が少ない」「立ち上がりが遅い」といった批判がつきまとっていた。しかし今回の試合でフォスターはそれらの批判を完全に打ち消した。序盤から積極的に前へ出て主導権を握り、試合全体でもヒット率32%対13%とフルトンJr.を大きく上回った。
ボクシングのお手本のようなパフォーマンスで得た勝利により、フォスター(24勝3敗、12KO)は2026年のライト級戦線でも無視できない存在へと一気に躍り出た。
| 日時 | タイトル | 対戦カード |
|---|---|---|
| 12月9日(火) 4:00 | ---- | インサイド・ザ・リング:エピソード14 |
| 12月14日(日) 10:00 | ---- | パチェコ vs サジョ |
| 12月18日(木) 4:00 | ---- | ヴィジオリ vs ホワース |
| 12月21日(日) 4:00 | ---- | リチャーズ vs アジーズ |
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