【欧州・海外サッカー ニュース&移籍情報】バルセロナやパリ・サンジェルマン、ブラジル代表として活躍してきたネイマールについて、『as』の記者が分析している。
ブラジル代表FWネイマールのキャリアについて、スペイン『as』の記者が振り返っている。
17歳でトップチームデビューしたサントスで強烈なインパクトを残すと、その後バルセロナ、パリ・サンジェルマンと世界屈指の強豪クラブで活躍、30個ものタイトルを手にしたネイマール。ブラジル代表としても128キャップで歴代最多79ゴールを誇っているが、近年はケガに悩まされることに。今年は再起を図って古巣サントスに復帰。シーズン中もケガに苦しみ批判も浴び続けたが、痛みに耐えながら重要な試合でハットトリックを達成するなど、チームを残留に導いている。
そんな33歳FWはシーズンを終えて膝の手術を決断し、再び長期離脱を強いられることになっている。来年6月にワールドカップを控える中でネイマールの状況は注目を集めているが、『as』のフアン・ロペジノ記者は「ネイマールがなれたはずのもの。そしてなれなかったもの」と題し、以下のように綴った。
「ネイマールのキャリアは終盤に突入した。長年の目標である2026年ワールドカップ出場へ強い意欲を燃やしているものの、そのためには安定したフィジカルとプレーレベルを取り戻さなければならない」
「プロデビューから15年以上が経過し、数々の輝かしい実績を誇る彼だが、常に疑問がつきまとってきた。より高いプロ意識ともう少しの幸運があれば、どれほどの高みに到達できたのだろうか?」
「彼はコパ・リベルタドーレス、チャンピオンズリーグ、オリンピック金メダルなど重要なものを含む30タイトルを手にしてきた。個人としては2度も南米最優秀選手に輝き、2011年にはプスカシュ賞も受賞した。これほどタイトルを手にした選手はほとんどいない。だが、こうした栄光の瞬間と並行して、ピッチ外で数々の論争を巻き起こしている。妹の誕生日前後の不可解な体調不良、シーズン中にも行う数々のパーティーまで、それは多岐にわたっている」
■「もう手遅れ」かも?
また同氏は、バルセロナからパリ・サンジェルマンへの移籍が「キャリアを決定づけた」としつつ、度重なるケガで満足に活躍できなかったと指摘。また、2023年夏のアル・ヒラル移籍は「彼の野心を浮き彫りにした。トップレベルに留まるよりも、数百万ドルの契約を選んでいる。だが、最も痛手を負ったのはアル・ヒラル。ピッチで殆ど見られなかったからだ」と綴っている。
そして今後について、「手術を受けて2026年で安定したプレーを取り戻し、熱望するブラジル代表招集を勝ち取ろうとしている。彼はサントス時代から、明るいプレースタイルを一度も失ったことはない。だが、その身体は深刻なダメージを受けている。2014年ワールドカップのような不運なケガもあるが、トレーニング、食事、急速の不規則さが原因と思われる数々の筋肉損傷が原因の場合も多い。今、彼は最高の状態を取り戻すために全力を尽くそうとしている。だが、もしかしたら、すでに手遅れなのかもしれない」と締めくくった。